2011年 10月 05日 ( 1 )

長穂の赤吾亦紅(ナガボノアカワレモコウ)

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長穂の赤吾亦紅(ナガボノアカワレモコウ)はバラ科ワレモコウ属の多年草である。
北海道の日高地方と、本州から九州にかけて分布し、山地の草原などに生える。
海外では、朝鮮半島、中国東北部、ロシア極東地方に分布する。
花の色以外は長穂の白吾亦紅(ナガボノシロワレモコウ)とよく似ている。
草丈は40~80センチくらいである。
根際から生える葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)である。
小葉は幅の広い披針形(笹の葉のような形)で、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は8~10月である。
濃い紅紫色の小さな花が集まって、長さ1~7センチくらいの穂をつくる。
花には花弁がなく、赤く見えるのは萼片である。
萼片は4枚あり、4本の雄しべが花から突き出る。
花の色が似ている吾亦紅(ワレモコウ)と間違えやすい。
本種のほうが花穂が長く、小葉も細い。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Sanguisorba はラテン語の「sanguis(血)+sorbere(吸収する)」からきている。根にタンニン多いので止血作用があるという評判から名づけられた。
種小名の tenuifolia は「薄い葉の」という意味である。
変種名の purpurea は「紫色の」という意味である。
写真は8月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Sanguisorba tenuifolia var. purpurea


★少しだけ長い花の穂自慢なの
 渋い色でも我慢をしてね
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by ryudesuyo5 | 2011-10-05 12:16 | 秋の花