1 ![]() 浪来草(ナミキソウ)はシソ科タツナミソウ属の多年草である。 北方領土を含む北海道から九州にかけて分布し、海岸の砂地などに生える。 海外では、朝鮮半島や中国、サハリンなどにも分布する。 草丈は10センチから40センチくらいである。 砂の中に地下茎を長く這わせる。 茎は直立し、断面は四角形である。 葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。 葉の質は厚く、全体に短い軟毛が密生する。 葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。 開花時期は6月から9月である。 花は茎の上部の対生した葉の脇に1つずつつき、2つが同じ方向を向いて咲く。 花冠は長さ2センチくらいの青紫色をした筒状で、先は唇形に裂ける。 筒の部分は、つけ根のところで曲がって立ち上がる。 上の唇は兜のように膨らみ、下の唇は3つに裂ける。 名の由来は、海岸近くに生え、花の形が打ち寄せる波に似ているところからきている。 写真は7月に箱根湿生花園で撮った。 学名:Scutellaria strigillosa ★小波の寄せては返す姿見せ 浪来草咲く野を埋め尽くし ![]() 今日の花ドットコム 花図鑑 ▲
by ryudesuyo5
| 2010-08-04 05:24
| 夏の花
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