2010年 08月 01日 ( 1 )

虫取撫子(ムシトリナデシコ)

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虫取撫子(ムシトリナデシコ)はナデシコ科マンテマ属の越年草である。
原産地は南ヨーロッパである。
日本へは江戸時代の末期に観賞用として渡来した。
元は園芸種だったが、やがて野生化して広がった。
北海道から九州にかけて分布し、荒地や河川敷などに生える。
和名の由来は、花のつく節の下あたりに粘液があり、アリなどの小さな虫が付着するところからきている。
草丈は30センチから60センチくらいである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の長さは3センチから5センチで、柄はなく茎を抱く。
開花時期は5月から7月である。
茎先に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、紅紫色の5弁花を密生させる。
花弁は横に平らに開き、先は浅く2つに裂ける。
花弁のつけ根には2つずつ鱗片があり、それが花の真ん中で飾りのように見える。
萼筒は先に向かって太くなり、10本の縦筋が入る。
雄しべは10本である。
雌しべは1本で、花柱は3つに裂ける。
写真は7月に赤城山で撮った。
学名:Silene armeria


★背高の茎を揺らして咲く小花
 撫子なれば虫もつくやら

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by ryudesuyo5 | 2010-08-01 11:42 | 夏の花