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蔓苧麻(ツルマオ)

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蔓苧麻(ツルマオ)はイラクサ科ツルマオ属の多年草である。
本州の静岡県から沖縄にかけて分布し、低地や山地の林の縁などに生える。
海外では、台湾、中国、東南アジア、インドなどに分布する。
草丈は30~40センチくらいである。
茎は疎らに枝分かれをし、蔓状に地を這って広がる。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、向かい合って生える(対生)。
雌雄同株である。
開花時期は8~10月くらいである。
沖縄ではほぼ周年開花をするという。
雄花は上のほうに、雌花は下のほうにつく。
花の色は黄白色で、花弁数は5枚である。
雄花には短い柄があり、雌花には柄はない。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Gonostegia はギリシャ語の「gono(節)+stegio(蓋)」からきている。
種小名の hirta は「短い剛毛のある」という意味である。
写真は8月に小石川植物園で撮った。
学名:Gonostegia hirta


★イラクサの仲間はどこか不気味だよ
 団子のような花を咲かせて

蔓苧麻(ツルマオ)_d0126545_16534556.jpg


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花・ガーデニング
by ryudesuyo5 | 2013-08-22 16:56 | 秋の花
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