山粟(ヤマアワ)はイネ科ノガリヤス属の多年草である。 北海道から沖縄にかけて分布し、草地や河原、海岸の砂地などに生える。 海外では、北半球の温帯に広く分布する。 草丈は50~150センチくらいである。 葉は線形で長さが20~50センチあり、両面がざらつく。 開花時期は7~9月である。 茎先に円錐花序(枝分かれして全体が円錐状に見える)を真っ直ぐに出し、白っぽい緑色の小穂をつける。 花の後にできる実はえい果(イネ科の果実で薄い木質の果皮が種子に密着している)である。 和名の由来は花序が粟(アワ)に似て山地に多いことによるが、食用にはならない。 属名の Calamagrostis はギリシャ語の「calamos(アシ)+Agrostis(コヌカグサ属)」からきている。 種小名の epigeios は「地上の」という意味である。 写真は8月に旭山動物園で撮った。 学名:Calamagrostis epigeios ★山粟と名づけられしが三年目 食うに食えずと知りつ無体な 植物図鑑 花図鑑 |味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|
by ryudesuyo5
| 2013-08-10 14:07
| 夏の花
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