姫酸葉(ヒメスイバ)はタデ科ギシギシ属の多年草である。 原産地はヨーロッパである。 北半球の温帯地域に広く分布し、日本にも帰化している。 北海道から沖縄にかけて分布し、道ばたや荒れ地、田畑などに生える。 北海道のブルーリストではA3ランク(北海道に定着しており、生態系等への影響が報告または懸念されている外来種)に指定されている。 草丈は20センチから50センチくらいである。 根際から生える葉は矢尻形で先が丸く、幅が狭くて小形である。 葉はシュウ酸を含み、酸味がある。 雌雄異株である。 開花時期は5月から7月である。 花茎の先に数100個の小さな暗い紅色の花をつける。 種子のほか地下茎によっても増え、繁殖力が強い。 花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。 属名の Rumex はラテン語の「rumex(槍の1種)」からきている。スイバの葉の形をたとえたものである。 種小名の acetosella は「スイバに似て小形の」という意味である。 写真は6月に北大植物園で撮った。 学名:Rumex acetosella ★いかにもの面構えした姫酸葉 油断をすれば雑草天国 植物図鑑 花図鑑 |味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|
by ryudesuyo5
| 2013-06-30 15:46
| 夏の花
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