深山蛍葛(ミヤマホタルカズラ)はムラサキ科グランドラ属の常緑小低木である。 園芸上は多年草として扱う。 分類上は、リトドラ属(Lithodora)やムラサキ属(Lithospermum)とされる場合もある。 原産地は南ヨーロッパである。 ポルトガルやスペインの海岸近くなどに生える。 樹高は15~25センチくらいである。 全体に軟毛が生え、匍匐して広がる。 葉は細長い披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。 葉に質は革質で濃い緑色をしている。 葉の先は鈍頭で、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。 開花時期は4~6月くらいである。 花の色は鮮やかな青紫色である。 花径は2センチくらいで、花冠は5つに裂ける。 花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で、4つのブロックからなる。 属名の Glandora の由来はまだ解明できていない。 種小名の diffusa は「広がった」という意味である。 写真は4月に富山県中央植物園で撮った。 学名:Glandora diffusa ★鮮やかな色が爽やか星形の 花が可愛い深山蛍葛 植物図鑑 花図鑑 |味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|
by ryudesuyo5
| 2013-05-12 13:52
| 春の花
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