姫緋扇(ヒメヒオウギ)はアヤメ科フリージア属の多年草である。 かつてはラペイロウジア属(Lapeirousia)やアノマテカ属(Anomatheca)に分類されていた。 原産地は南アフリカのケープ地方である。 山地の岩場に生える。 表記の名は流通名で、別名を姫緋扇文目(ヒメヒオウギアヤメ)ともいう。 学名のフリージア・ラクサで表示するものもある。 日本へは大正時代に観賞用として渡来した。 草丈は20~30センチである。 根際から生える葉は剣状である。 開花時期は4~6月である。 花の色は白、桃色、緋色などのものがある。 花径は2~3センチである。 6枚の花被片のうち下側の3枚のつけ根の部分に濃い紅色の斑が入る。 花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。 属名の Freesia はドイツ人の医師「フレーゼ(Friedrich Heinrich Theodor Freese, 1795-1876)さん」の名からきている。 種小名の laxa は「疎らな、開いた」という意味である。 写真は4月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。 学名:Freesia laxa(=Lapeirousia laxa) ★愛らしいポイントのある花模様 姫緋扇は高山の花 植物図鑑 花図鑑 |味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|
by ryudesuyo5
| 2013-05-11 15:02
| 春の花
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