<< 姫早百合(ヒメサユリ) 八丈薄(ハチジョウススキ) >>

蓬(ヨモギ)

d0126545_13373189.jpg

蓬(ヨモギ)はキク科ヨモギ属の多年草である。
本州から沖縄にかけて分布し、山地や人里に普通に生える。
海外では、北半球に広く分布する。
草丈は50~100センチくらいである。
地下茎が横に伸びて群生する。
茎はよく枝分かれをし、毛が生えている。
葉は楕円形で羽状に深く裂け、互い違いに生える(互生)。
葉の裏面は毛で覆われ、灰白色をしている。
手で揉むと良い香りがする。
開花時期は8~10月である。
枝先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出して花(頭花)をつける。
頭花は少数の筒状花のみから構成され、舌状花はない。
長さは3ミリ程度の紫褐色で、下向きに咲く地味な花である。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
若葉は草餅や草団子に用いられる。
そのため餅草(モチグサ)の別名がある。
茎や葉の裏にある毛はお灸に使う艾(もぐさ)になる。
茎や葉を乾燥させたものを生薬の艾葉(がいよう)といい、止血作用など様々な薬効がある。
属名の Artemisia はギリシャ神話の女神「アルテミス(Artemis)」からきている。この属の植物が婦人病に効くということから名づけられた。
種小名の indica は「インドの」という意味である。
変種名の maximowiczii はロシアの植物学者「マキシモビッチ(C. J. Maximowicz)さんの」という意味である。
写真は9月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Artemisia indica var. maximowiczii(=Artemisia princeps)


★花よりも団子ならずに葉っぱかな
 蓬の花はあまり知られず
d0126545_13375181.jpg

植物図鑑
花図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル



[PR]
by ryudesuyo5 | 2012-09-03 13:42 | 秋の花
<< 姫早百合(ヒメサユリ) 八丈薄(ハチジョウススキ) >>