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鳩麦(ハトムギ)

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鳩麦(ハトムギ)はイネ科ジュズダマ属の一年草である。
基本種は数珠玉(ジュズダマ)で、その栽培用の変種にあたる。
数珠玉(ジュズダマ)に比べると、皮が薄くて脱皮がしやすい。
原産地は中国の南部からインドシナ半島にかけた一帯で、日本へは江戸時代に中国を経て渡来したといわれる。
草丈は100~150センチくらいである。
茎は緑色で、束生(根際から束のように集まって生える)して枝分かれをする。
葉は細長い披針形で、互い違いに生える(互生)。
先は尖り、つけ根は茎を抱く。
開花時期は8~9月である。
雌雄同株である。
茎の上部に穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を互い違いにつける。
それらはさらに枝分かれして、雌雄を異にする小穂をつける。
花の後にできる実はえい果(イネ科の小穂から生じる果実で果皮と種子が密着している)である。
えい果はホウロウ質の苞にくるまれ、中に薄い果皮に包まれた種子がある。
日干しにして精米したものを生薬のよく苡仁(よくいにん)といい、健胃、解熱、利尿、解毒などの薬効がある。
砕いて炒ったものはハトムギ茶などに利用される。
また、さまざまな健康食品が開発されている。
属名の Coix はギリシャ語の「coix(シュロ)」からきている。
種小名の lacryma-jobi は「ヨブの涙(花序の印象をたとえた)」という意味である。
変種名の ma-yuen は「馬耘(中国名)」からきている。
写真は7月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Coix lacryma-jobi var. ma-yuen


★鳩麦はこんな姿で咲くのかと
 眺めて思う香ばしい味
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植物図鑑
花図鑑


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by ryudesuyo5 | 2012-08-20 12:41 | 夏の花
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