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徳利椰子(トックリヤシ)

徳利椰子(トックリヤシ)_d0126545_11545572.jpg

徳利椰子(トックリヤシ)はヤシ科トックリヤシ属の常緑低木である。
原産地はインド洋西部のマスカリン諸島である。
日本へは大正時代に渡来した。
英名はボトルパーム(bottle palm)である。
樹高は3~6メートルである。
幹のつけ根が大きく膨らむのが特徴である。
幹には環状紋がある。
これは葉痕と呼ばれ、葉の落ちた跡である。
葉は羽状複葉で、幹の先につく。
羽状複葉というのは、鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成されるもののことである。
長さが1~2メートルあり、アーチ状にしなる。
幹の上部に肉穂花序(花軸が多肉化して花が表面に密生したもの)を出し、淡い緑色の花をつける。
花の後にできる実は堅果(皮が堅く、種と接触せずに種を包んでいる果実)である。
実はよい香りがする。
属名の Mascarena は「マスカリン諸島産の」という意味である。
種小名の lageniraulis は「とっくり形の」という意味である。
写真は11月に沖縄市の東南植物楽園で撮った。
学名:Mascarena lageniraulis


★愛嬌を溢れるほどに振りまいて
 徳利椰子は行列つくり
徳利椰子(トックリヤシ)_d0126545_11553960.jpg

植物図鑑
花図鑑


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by ryudesuyo5 | 2011-12-17 12:02 | 観葉植物
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