徳利椰子(トックリヤシ)はヤシ科トックリヤシ属の常緑低木である。 原産地はインド洋西部のマスカリン諸島である。 日本へは大正時代に渡来した。 英名はボトルパーム(bottle palm)である。 樹高は3~6メートルである。 幹のつけ根が大きく膨らむのが特徴である。 幹には環状紋がある。 これは葉痕と呼ばれ、葉の落ちた跡である。 葉は羽状複葉で、幹の先につく。 羽状複葉というのは、鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成されるもののことである。 長さが1~2メートルあり、アーチ状にしなる。 幹の上部に肉穂花序(花軸が多肉化して花が表面に密生したもの)を出し、淡い緑色の花をつける。 花の後にできる実は堅果(皮が堅く、種と接触せずに種を包んでいる果実)である。 実はよい香りがする。 属名の Mascarena は「マスカリン諸島産の」という意味である。 種小名の lageniraulis は「とっくり形の」という意味である。 写真は11月に沖縄市の東南植物楽園で撮った。 学名:Mascarena lageniraulis ★愛嬌を溢れるほどに振りまいて 徳利椰子は行列つくり 植物図鑑 花図鑑 |味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|
by ryudesuyo5
| 2011-12-17 12:02
| 観葉植物
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