珊瑚花(サンゴバナ)はキツネノマゴ科キツネノマゴ属(ジャスティシア属)の常緑低木である。 原産地はブラジルである。 日本へは江戸時代の末期に渡来した。 樹高は1~2メートルである。 葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。 葉には柄があり、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない(全縁)。 葉の表面は濃い緑色で、裏面は赤味を帯びる。 開花時期は5~9月だが、暖地では周年開花をする。 枝先から円錐花序(枝分かれして全体が円錐状に見える)を出し、紅色ないし桃色の花をたくさんつける。 花は筒状で長さが5センチくらいあり、先が唇形に2つに裂ける。 縦に伸びるので波のようである。 花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。 和名の由来は、花の形を珊瑚に見立てたものである。 英名をフラミンゴプランツ(Flamingo plant)という。 ジャコビニア(Jacobinia)という旧属名でも流通している。 属名の Justicia はスコットランドの植物学者「ジャスティス(J. Justice)さん」の名からきている。 種小名の carnea は「肉色の」という意味である。 写真は11月に新宿御苑で撮った。 学名:Justicia carnea ★噴水の湧き出るように珊瑚花 ピンクシャワーが微笑みかけて 植物図鑑 花図鑑 |味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|
by ryudesuyo5
| 2011-12-10 14:59
| 四季咲きの花
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