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川弓(センキュウ)

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川弓(センキュウ)はセリ科マルバトウキ属の多年草である。
「弓」の字の正字にはクサカンムリがつく。
原産地は中国の北部である。
日本では江戸時代に薬草として栽培されるようになった。
現在でも、北海道で栽培されている。
草丈は30~60センチくらいである。
葉は羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は披針形で深く裂け、縁には細かなぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は9~10月くらいである。
茎先に複数の散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、白い小さな花をたくさんつける。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で、2つのブロックからなる。
全草に特有の香りがある。
根茎を乾燥させたものには鎮痛、鎮静、強壮作用などがある。
属名の Ligusticum はラテン語の「Liguria(古代イタリアのリグリア地方)」からきている。ここでウドの栽培が行われていたことから名づけられた。
種小名の weyrichii は植物採集家「ウェイリッチ(Weyrich)さんの」という意味である。
写真は10月に小石川植物園で撮った。
学名:Ligusticum wallichii


★独特の強い香りが鼻をつく
 漢方薬の姿そのまま
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植物図鑑
花図鑑







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by ryudesuyo5 | 2011-10-11 12:59 | 秋の花
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