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薄荷(ハッカ)

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薄荷(ハッカ)はシソ科ハッカ属の多年草である。
日本各地に分布し、湿った草地に生える。
また、全体に芳香があるため、香料用や薬用として栽培される。
海外では、朝鮮半島、中国、サハリン、シベリアなどにも分布する。
別名を日本薄荷(ニホンハッカ)ともいう。
草丈は20~60センチくらいである。
茎は直立し、断面は四角形である。
茎や葉、萼には軟毛が生える。
葉は幅の狭い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖っており、縁には鋭いぎざぎざ(鋸歯)がある。
また、葉の裏には腺点(蜜を出す孔)がある。
開花時期は8~10月である。
上部の葉の脇に薄紫色の唇形をした花を輪生してつける。
花冠は4つに裂け、雄しべ4本が外側に突き出る。
萼片は5枚で、裂片の先は鋭く尖る。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で、4つのブロックからなる。
属名の Mentha はギリシャ神話に登場するニンフ「メンテ(Menthe)」の名からきている。
種小名の arvensis は「原野に生える」という意味である。
変種名の piperascens は「コショウ属のような」という意味である。
写真は10月につくば植物園で撮った。
学名:Mentha arvensis var. piperascens


★ふさふさと茂る葉陰で爽やかに
 薄荷の花がこんもり咲いて
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植物図鑑
花図鑑







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by ryudesuyo5 | 2011-10-02 12:51 | 秋の花
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