カンナはカンナ科カンナ属の多年草である。 原産地は熱帯アメリカである。 真夏の暑さにも負けずに咲き続けるカンナは、インディカ種(Canna indica)を主体に改良された園芸種である。 和名は花カンナ(ハナカンナ)という。 草丈は100~150センチくらいである。 芭蕉(バショウ)に似た大型の楕円形の葉を数枚つける。 開花時期は6~10月である。 花弁のように見えるのは雄しべが花弁化したもので、本当の花弁は萼のように小さく目立たない。 花の色は緋色、桃色、橙色、黄色、白、絞りなど多彩である。 花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。 俳句の季語は秋である。 属名の Canna は、ケルト語の「can(芦)」が転じてこの属の名に使われた。 種小名の generalis は「一般の」という意味である。 写真は9月に大阪市大植物園で撮った。 品種名は上からイタリアーナ、リベレーション、ルシファー、ヒロナムイエローである。 学名:Canna x generalis ★南国の湧き立つようなパッションを 伝う大輪ビート利かせて 植物図鑑 花図鑑
by ryudesuyo5
| 2011-07-30 13:10
| 夏の花
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