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アマリリス

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アマリリス(Amaryllis)はヒガンバナ科ホンアマリリス属の多年草である。
ただし、ここで述べるのはルドウィッヒ系(大輪系)についてである。
南アメリカのペルーやブラジルを原産地とし、オランダで品種改良が行われた。
これとは別に原種系(アマリリス属)のものがある。
こちらはアマリリス・ベラドンナ(学名:Amaryllis belladonna)と呼ばれ、原産地は南アフリカである。
ルドウィッヒ系は5~6月ころ、葉とともに中空の花茎を伸ばし、大きな花を咲かせる。
草丈は40~60センチくらいで、花径が20センチを超えるものもある。
百合(ユリ)に似た花被片6枚の花である。
目の覚めるような濃紅色のものやピンク、白、絞り、覆輪などがあり、八重咲きや、斑入りの葉のものなどがある。
なお、ホンアマリリス属のものをアマリリス(Amaryllis)と呼ぶのは、かつてアマリリス属に分類されていた名残である。
俳句では夏の季語である。
属名の Hippeastrum はギリシャ語の「hippeos(騎士)+astrom(星)」からきている。拡がった葉と花の様子を表したものである。
種小名の hybridum は「交配種の」という意味である。
写真は5月に芦ノ湖野草園で撮った。
下の写真は6月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Hippeastrum x hybridum


★大輪はラテンのリズム刻むよう
 アマリリス咲く雨の箱根に
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by ryudesuyo5 | 2011-07-29 12:19 | 夏の花
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