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姫蛇苺(ヒメヘビイチゴ)

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姫蛇苺(ヒメヘビイチゴ)はバラ科キジムシロ属の多年草である。
北海道から沖縄にかけて分布し、山地の湿った林の中などに生える。
海外では、朝鮮半島、中国にも分布する。
「蛇苺」の名がつくが、ヘビイチゴの仲間ではなくキジムシロの仲間である。
したがって、イチゴのような実も生らない。
草丈は10センチから30センチくらいである。
茎は細く、地を這って広がる。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は倒卵形である。
葉の質は薄く、小葉の縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月から8月である。
葉の脇から柄を出し、先に黄色い小さな花を1つずつつける。
花径は6ミリから8ミリくらいで、花弁は5枚である。
萼片は楕円形、副萼片は細長くて短い楕円形である。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Potentilla はラテン語の「potens(強力)」の縮小形である。この属の1種の強い薬効に対してつけられた名である。
種小名の centigrana は「百粒」という意味である。
写真は8月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Potentilla centigrana


★小さくてぴかりと光る花つけて
 踏んじゃ厭よと姫蛇苺

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植物図鑑
花図鑑




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by ryudesuyo5 | 2011-07-09 12:36 | 夏の花
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