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芙蓉酢漿草 (フヨウカタバミ)

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芙蓉酢漿草 (フヨウカタバミ) はカタバミ科カタバミ属の多年草である。
原産地は南アフリカのケープ地方である。
学名のオキザリス・プルプレアの名でも知られている。
また、学名には異名があり、オキザリス・バリアビリスとも呼ばれる。
草丈は5~20センチくらいである。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)である。
小葉の形は円形ないし倒卵形である。
葉の柄の長さは5~10センチくらいある。
開花時期は3~5月である。
花径5~6センチの芙蓉 (フヨウ) に似たピンクや白の花を花茎に1つつける。
花の色は豊富で、紅、赤、黄、紫、橙などのものもあるという。
花が咲くのは昼の間だけで、朝と夕方は閉じてしまう。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Oxalis はギリシャ語の「oxys(酸っぱい)」に由来する。この属の植物にはしゅう酸を含み酸っぱいものが多いことからきている。
種小名の purpurea は「紫色の」という意味である。
種小名の variabilis は「変化に富む」という意味である。
写真は4月に伊豆海洋公園で撮った。
学名:Oxalis purpurea(=Oxalis variabilis)


★暖かな春の陽射しに元気よく
 芙蓉酢漿草花を開いて
芙蓉酢漿草 (フヨウカタバミ) _d0126545_13512131.jpg

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花図鑑
by ryudesuyo5 | 2011-05-23 13:52 | 春の花
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