白嫁菜(シロヨメナ)はキク科シオン属の多年草である。 本州から沖縄にかけて分布し、林の中や林の縁に生える。 海外では、台湾にも分布する。 草丈は70センチから100センチくらいである。 葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。 葉の先は鋭く尖り、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。 開花時期は8月から11月である。 茎先で少し枝分かれをし、散房状(柄のある花がいくつかつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)に花(頭花)をつける。 白い花びら(舌状花)は8枚から13枚くらいで、間隔は不ぞろいである。 胡麻菜(ゴマナ)に似ているが、それよりも総苞(花序全体を包む葉の変形したもの)がやや長く、総苞片の数も多い。 写真は10月につくば植物園で撮った。 学名:Aster ageratoides var. ageratoides(=Aster ageratoides var. harae form. leucanthus) ★さりげなく野を彩って白嫁菜 ゆらりゆらゆら風に吹かれて 今日の花ドットコム 花図鑑
by ryudesuyo5
| 2010-10-07 05:24
| 秋の花
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