![]() 河原撫子(カワラナデシコ)はナデシコ科ナデシコ属の多年草である。 北海道から九州にかけて分布し、草地や河原などに生える。 海外では、朝鮮半島や中国にも分布している。 別名を大和撫子(ヤマトナデシコ)ともいう。 これは、唐撫子(カラナデシコ)とも呼ばれる石竹(セキチク)との対比でつけられた名である。 また、単に撫子(ナデシコ)とも呼ばれる。 名の由来は、「撫(な)でるようにかわいい花」ということである。 草丈は30センチから80センチくらいである。 葉は線形ないし披針形で、向かい合って生える(対生)。 葉のつけ根は茎を抱く。 開花時期は6月から9月である。 淡い紅色や白い可憐な花を咲かせる。 花びら(花弁)は5枚で、先が細かく裂ける。 雄しべは10本、雌しべの花柱は2本である。 古名を常夏(トコナツ)と言う。 これは、花期が夏から秋に渡ることからついた名である。 秋の七草の一つで、俳句の季語も秋である。 分類上は、蝦夷河原撫子(エゾカワラナデシコ)の変種とされている。 河原撫子(カワラナデシコ)のほうが萼が長く、苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)の数も多い。 写真は7月に向島百花園で撮った。 白花は7月につくば植物園で撮った。 学名:Dianthus superbus var. longicalycinus ★薄紅の大和撫子微笑みて 誰を待つのか黙し語らず ![]() ![]() 今日の花ドットコム 花図鑑
by ryudesuyo5
| 2010-08-30 19:29
| 秋の花
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