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ライラック

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ライラックはモクセイ科ハシドイ属の落葉低木ないし小高木である。
原産地はバルカン半島である。
16世紀にヨーロッパ全体に広がった。
日本へは明治時代の中期に渡来した。
ライラックは英語名で、フランス語ではリラと呼ばれる。
また、紫丁香花(ムラサキハシドイ)という和名もある。
樹高は4メートルから7メートルくらいである。
葉はハート形をしており、革質で光沢がある。
開花時期は4、5月である。
先が4裂した花径1センチくらいの筒状花を密生して円錐花序をつくる。
花序の長さは10センチから20センチくらいである。
雄しべや雌しべは花冠より短い。
丁香花(ハシドイ)のほうは花の外に突き出ている。
多くの園芸品種が作出されていて、一重咲き、八重咲きのそれぞれに白、淡青色、濃紫色がある。
香りがよく、香水の原料ともされる。
また、ライラックは色の名前(薄い紫色)にもなっている。
札幌市の花として知られ、毎年5月の下旬に「ライラック祭り」が開催される。
俳句の季語は春である。
写真は4月につくば植物園で撮った。
学名:Syringa vulgaris


★咲き出ずる赤紫の花房は
 緑の風に芳香を放ち

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花図鑑
by ryudesuyo5 | 2010-04-26 06:17 | 春の花
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