タグ:朝鮮半島 ( 91 ) タグの人気記事

犬雁足(イヌガンソク)

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犬雁足(イヌガンソク)はイワデンダ科コウヤワラビ属の多年草である。
北海道から九州にかけて分布し、低地や山地の林の中や道端などに生える夏緑性のシダ植物である。
海外では朝鮮半島、中国、ヒマラヤに分布する。
雁足(ガンソク)というのは草蘇鉄(クサソテツ)の別名である。
草蘇鉄(クサソテツ)は若芽を屈(コゴミ)といい、山菜として人気がある。
これと胞子葉の形が似ているが食用にはならないというのが和名の由来である。
草丈は50~100センチくらいである。
栄養葉は羽状複葉で深い緑色をしており、艶はない。
羽片は幅の狭い披針形(笹の葉のような形)である。
胞子葉は羽片が裏側に反り返り、丈夫で硬い。
胞子葉は秋に出て冬も残る。
属名の Onoclea は、ローマ時代の医師ディオコリデス(Dioscorides)が用いた植物名が転用された。
種小名の orientalis は「東方の」という意味である。
写真は8月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Onoclea orientalis


★山地にしか生えないシダに出会ったよ
 晴れ間をぬって来た甲斐あった

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by ryudesuyo5 | 2013-08-03 16:05 | 夏の花

浜狗尾(ハマエノコロ)

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浜狗尾(ハマエノコロ)はイネ科エノコログサ属の一年草である。
北海道から沖縄にかけて分布し、海岸の砂地や岩の隙間などに生える。
海外では、朝鮮半島、台湾、中国南部などにも分布する。
狗尾草(エノコログサ)の海岸型の変種である。
草丈は5~20センチくらいである。
茎は短く、地面に伏せるように四方に枝分かれをする。
葉は長さ5~10センチくらいでやや厚く、縁は白く縁取られる。
開花時期は7~9月である。
穂の長さは1~4センチくらいで、狗尾草(エノコログサ)の半分くらいである。
また、直立し、垂れ下がらない。
花の後にできる実はえい果(イネ科の果実で薄い木質の果皮が種子に密着している)である。
属名の Setaria はラテン語の「seta(剛毛)」からきている。小穂のつけ根を剛毛が囲むことから名づけられた。
種小名の viridis は「緑色の」という意味である。
変種名の pachystachys は「太い穂状の」という意味である。
写真は8月につくば植物園で撮った。
学名:Setaria viridis var. pachystachys


★背を低く風に負けぬとへばりつき
 浜狗尾は照り輝いて
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by ryudesuyo5 | 2012-08-30 13:05 | 夏の花

黄金花(コガネバナ)

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黄金花(コガネバナ)はシソ科タツナミソウ属の多年草である。
原産地は朝鮮半島、中国北部、モンゴル、シベリアなどである。
日本では享保年間に幕府の小石川御薬園で栽培されたという記録がある。
根を乾燥したものを生薬で黄岑(おうごん)といい、各種の漢方処方に配合される。
消炎、解熱、鎮痛などの薬効がある。
和名の由来は、根が鮮やかな黄色であるところからきている。
草丈は30~60センチくらいである。
葉は披針形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は7~10月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、紫色をした唇形の花をたくさんつける。
花は葉の脇から出て、一方向を向いてつく。
英名はバイカルスカルキャップ(Baikal skullcap)である。
スカルキャップというのは聖職者などがかぶる縁なし帽のことである。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。
属名の Scutellaria はギリシャ語の「scutella(小皿)」に由来する。花のつけ根の萼に円い附属物があることから名づけられた。
種小名の baicalensis は「バイカル地方の」という意味である。
写真は9月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Scutellaria baicalensis


★その昔江戸の薬師の育てたる
 黄金花咲く薬草園に
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by ryudesuyo5 | 2012-08-23 17:55 | 夏の花

夏水仙(ナツズイセン)

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夏水仙(ナツズイセン)はヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草である。
原産地は朝鮮半島、中国である。
日本へは観賞用として渡来し、ときに野生化している。
北海道から九州にかけて分布し、人里に近い原野、山地、道端などに生える。
草丈は30~70センチくらいである。
春に線形の葉を伸ばし、夏には枯れる。
開花時期は8~9月である。
花茎を伸ばして、ラッパ状の花を数輪つける。
花の色は淡いピンクで、6枚の花被片は反り返る。
結実はしない。
和名の由来は、葉と球根が水仙(スイセン)に似ていて、夏に花が咲くというところからきている。
有毒植物で、麻痺、痙攣、嘔吐などの中毒症状が出る。
属名の Lycoris はギリシャ神話の海の女神「リコリス(Lycoris)」の名からきている。花の美しさを称えて名づけられた。
種小名の squamigera は「鱗片のある」という意味である。
写真は9月に帯広市野草園で撮った。
学名:Lycoris squamigera


★葉を落としつける花びらラッパ形
 強い陽射しも気にせず咲いて
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by ryudesuyo5 | 2012-08-17 14:12 | 夏の花

黒松(クロマツ)

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黒松(クロマツ)はマツ科マツ属の常緑針葉高木である。
本州の青森県から沖縄にかけて分布し、海岸付近に生える。
海外では朝鮮半島の南部にも分布する。
汚染や潮風に強く、海岸域の防風林や庭木として植えられてきた。
しかし、現在はマツ枯れ病の脅威に晒されている。
黒松(クロマツ)は赤松(アカマツ)よりも抵抗力が弱く、被害は大きい。
樹高は10~40メートルくらいである。
樹皮は灰黒色で厚く、老木では亀甲状に割れ目が入って剥がれる。
葉は濃い緑色の針状で細長く、2つずつ生える。
開花時期は4~5月である。
雌雄同株である。
雌花は新しい枝の先のほうに真っ直ぐにつき、鮮やかな紅色をしている。
雄花は新しい枝の下のほうにつき、黄緑色で円筒形である。
松かさ(球果)は翌年の秋に熟し、淡い褐色になる。
材は建築用材、器具材、土木用材、パルプ材などとされる。
木からは松脂、葉からは香料の原料をとる。
別名を雄松(オマツ)ともいう。
これは赤松(アカマツ)との対比で荒々しい感じがすることからきている。
属名の Pinus はケルト語の「pin(山)」からきたラテン古名である。
種小名の thunbergii はスウェーデンの植物学者で日本の植物を研究した「ツンベルクさんの」という意味である。
写真は7月にひたち海浜公園で撮った。
学名:Pinus thunbergii


★潮風に負けずにぐいと枝広げ
 立つ黒松は雄々しき姿
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by ryudesuyo5 | 2012-01-31 13:46 | 観葉植物

赤松(アカマツ)

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赤松(アカマツ)はマツ科マツ属の常緑針葉高木である。
北海道の南部から九州の屋久島にかけて分布し、乾燥した荒れ地にも湿地にも生える。
そのため、防風林や土砂防止林として造林されてきた。
海外では、朝鮮半島、中国東北部、ウスリ-地方などに分布する。
しかし、現在はマツ枯れ病の脅威に晒されている。
樹高は10~30メートルくらいである。
樹皮が明るい茶褐色をしており、これが名の由来でもある。
根に近い部分は樹皮が厚く、亀甲状の割れ目が入る。
上部では剥がれて赤っぽい色になる。
葉は淡い黄緑色の針状で細長く、2つずつ生える。
開花時期は4~5月である。
雌雄同株である。
雌花は新しい枝の先のほうに真っ直ぐにつき、紅色をしている。
雄花は新しい枝の下のほうにつき、淡い黄緑色で円筒形である。
松かさ(球果)は翌年の秋に熟し、淡い黄褐色になる。
秋になると松茸(マツタケ)がとれるのは赤松(アカマツ)林である。
材は、建築材、器具材、楽器材、土木用材などとされる。
木からは松脂、葉からは香料の原料をとる。
別名を雌松(メマツ)ともいう。
これは黒松(クロマツ)との対比でおとなしい感じがすることからきている。
属名の Pinus はケルト語の「pin(山)」からきたラテン古名である。
種小名の densiflora は「あふれるように花をつける」という意味である。
写真は9月に市川市万葉植物園で撮った。
下の写真は4月に板橋区立赤塚植物園で撮った。
学名:Pinus densiflora


★赤松の林はどこか優しそう
 負けずに育ていついつまでも
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by ryudesuyo5 | 2012-01-27 13:37 | 観葉植物

大谷渡り(オオタニワタリ)

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大谷渡り(オオタニワタリ)はチャセンシダ科チャセンシダ属の常緑多年草である。
四国から沖縄にかけてと伊豆諸島、紀伊半島に分布し、湿った林の中で樹木などに着生する。
海外では、朝鮮半島、台湾、中国にも分布する。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
根茎は短くて直立し、たくさんの葉を放射状に出す。
葉の長さは1メートル、幅は15センチに達する。
葉に囲まれた真ん中はへこんで桶のようになっており、ここに雨水や落ち葉をためる。
沖縄では新芽の部分は酢の物など食用とされる。
属名の Asplenium はギリシャ語の「splen(脾臓)」からきている。この属の1種が脾臓の病を癒すと考えられたことから名づけられた。
種小名の antiquum は「古い」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
下の写真は11月に新宿御苑で撮った。
学名:Asplenium antiquum


★取り囲む葉っぱでつくった桶使い
 さあさ宴会大谷渡り
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by ryudesuyo5 | 2012-01-09 11:09 | 観葉植物

犬柘植(イヌツゲ)

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犬柘植(イヌツゲ)はモチノキ科モチノキ属の常緑低木である。
本州から九州にかけて分布し、山地に生える。
また、庭木とされる。
海外では、朝鮮半島や中国にも分布する。
樹高は1~2メートルである。
野生では5メートルくらいになるものもあるという。
樹皮は灰白色である。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
柘植(ツゲ)の葉は向かい合って生える(対生)ので区別できる。
葉の縁には浅いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6~7月である。
雌雄異株である。
葉の脇に散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、淡黄色の雄花をつける。
雌花は葉の脇に1つずつつく。
実は球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、紫黒色に熟する。
和名の由来は、櫛材となる柘植(ツゲ)に葉の形が似ているが材質が劣るというところからきている。
属名の Ilex はholly(セイヨウヒイラギ)の古代ラテン名からきている。
種小名の crenata は「円鋸歯状の」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Ilex crenata


★櫛などは柘植に任せておけばいい
 美味しい実だよ鳥さんおいで
☆夏の夜白い花つけ犬柘植は
 秋には鳥に餌を与えて
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by ryudesuyo5 | 2012-01-03 14:40 | 果実

白実の万両(シロミノマンリョウ)

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万両(マンリョウ)はヤブコウジ科ヤブコウジ属の常緑小低木である。
関東地方以南の本州から沖縄にかけて分布し、山地の林の中に生える。
また、観賞用として植栽される。
海外では、朝鮮半島、台湾、中国、インドシナ半島、インド、マレーシアなどにも分布する。
お正月の縁起物として、盆栽や切り花によく使われる。
白実の万両(シロミノマンリョウ)はその品種の1つである。
特徴は、実が熟すと白くなることである。
樹高は30~100センチくらいである。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁には波状のぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6~7月である。
枝先に集散花序(茎先に花がつき、少し下から横枝が出てその先にも花がつく)を出し、白い小花をたくさんつける。
花径は8ミリくらいで、花冠は5つに裂けて横に開き、裂片の先は反り返る。
雄しべは5本あり、黄色い三角形になる。
結実時期は11~3月くらいである。
晩秋に球形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)が白く熟し、翌春まで木についている。
属名の Ardisia はギリシャ語の「ardis(鎗先)」からきている。雄しべ葯の形が似ていることから名づけられた。
種小名の crenata は「円鋸歯状の」という意味である。
品種名の leucocarpa は「白い果実の」という意味である。
写真は12月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
学名:Ardisia crenata f. leucocarpa


★万両に白く熟す実もあるは
 面白かれど寒くもありて
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by ryudesuyo5 | 2011-12-04 13:19 | 果実

猿捕茨(サルトリイバラ)

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猿捕茨(サルトリイバラ)はユリ科シオデ属の落葉蔓性半低木である。
分類体系によってはサルトリイバラ科とされる。
北海道から九州にかけて分布し、山地の草原や林の縁などに生え、周りの樹木などに絡みつく。
海外では、朝鮮半島、中国、インドシナ半島などにも分布する。
茎に疎らに棘があり、葉の柄から出る巻きひげで絡みつく。
猿がこの棘にひっかかって捕獲されるというのが名の由来である。
葉は円形ないし楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は少し尖っていて裏面側へ反り、縁にはぎざぎざ(鋸歯)はない。
質の質は分厚く、平行に走る葉脈が目立つ。
表面には艶があり、裏面は白っぽい。
開花時期は4~5月である。
雄雌異株である。
葉のつけ根から散形花序(茎先からたくさん枝が出て、その先に1個つずつ花がつく)を出し、黄緑色の花をつける。
花被片は6枚あり、外側に反り返る。
6枚のうち3枚はやや大きい。
雄花には雄しべが6本あり、雌花にある雌しべの先は3つに裂けている。
実は球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、熟すと真っ赤になる。
属名の Smilax は常緑のカシのギリシャ名から転用されたものである。
種小名の china は「中国」という意味である。
実の写真は11月に東京都薬用植物園で撮った。
花の写真は4月につくば植物園で撮った。
学名:Smilax china


★赤い実を採りたいけれど棘がある
 おっとどっこい猿捕茨
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by ryudesuyo5 | 2011-12-02 14:30 | 果実