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台湾山茶花(タイワンサザンカ)

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台湾山茶花(タイワンサザンカ)はツバキ科ツバキ属の常緑小高木である。
台湾の固有種である。
原産地は種子から油を搾るために栽培される。
日本へは1967年に導入された。
葉は楕円形ないし長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は革質で艶がある。
葉の色は鮮やかな緑色で、葉脈はやや不鮮明である。
開花時期は11~1月である。
花の色は白い。
花弁数は5~6枚で、横に平らに開く。
花径は3センチくらいの小輪で散りやすいが、次々と花を咲かせる。
属名の Camellia はイエズス会の宣教師「カメル(G. J. Kamell)さん」の名からきている。マニラに住み、東アジアの植物を採集した。
種小名の tenuiflora は「薄い花の」という意味である。
写真は11月に小石川植物園で撮った。
学名:Camellia tenuiflora


★台湾のどんなところに咲くのかな
 小振りだけれど凛と開くよ
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by ryudesuyo5 | 2012-01-13 10:51 | 冬の花

秋咲き梛蘭(アキザキナギラン)

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秋咲き梛蘭(アキザキナギラン)はラン科シュンラン属の多年草である。
本州の和歌山県、九州の長崎県、宮崎県、鹿児島県に分布し、山地の林の中に生える。
海外では、台湾、マレーシア、インドなどにも分布する。
環境省のレッドリスト(2007)では、「IA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種」である絶滅危惧IB類(EN)に登録されている。
草丈は30~55センチくらいである。
茎は直立する。
葉は長い披針形(笹の葉のような形)で、数枚が互い違いに生える(互生)。
葉は革質で薄い。
開花時期は10~11月である。
偽球茎(ラン科の植物で地上茎の一部が肥大したもの)の下部から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、3~20輪の花をつける。
萼片と花弁のうち2枚は黄緑色である。
残る1枚の唇弁は白く、紅紫色の斑点が入る。
名の由来は、秋に咲き葉がマメ科の樹木の梛(ナギ)に似ているというところからきている。
別名を乙女梛蘭(オトメナギラン)ともいう。
沖縄に生えるものはやや大型なので大梛蘭(オオナギラン)として分離された。
属名の Cymbidium はギリシャ語の「cymbe(舟)+eidso(形)」からきている。唇弁の形から名づけられた。
種小名の javanicum は「ジャワ島の」という意味である。
変種名の aspidistrifolium は「盾(aspidistra)のような葉の」という意味である。
写真は10月につくば植物園で撮った。
学名:Cymbidium javanicum var. aspidistrifolium


★この模様見てほしいのよどうかしら
 乙女梛蘭着飾るように
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by ryudesuyo5 | 2011-11-10 05:22 | 秋の花

溝酸漿(ミゾホオズキ)

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溝酸漿(ミゾホオズキ)はゴマノハグサ科ミゾホオズキ属の多年草である。
分類体系によってはハエドクソウ科とされる。
北海道から九州にかけて分布し、山地の湿地や清流沿いに生える。
海外では、台湾や朝鮮半島にも分布する。
草丈は10~30センチくらいである。
茎の断面は四角形で、よく枝分かれをして広がる。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉には柄があり、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6~8月くらいである。
上部の葉の脇に黄色い筒状の花をつける。
花の長さは10~15ミリで、先は5つに裂ける。
花冠の内側には黄褐色の斑が入る。
雄しべは4本である。
萼も筒状で先は5つに裂ける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
成長した萼が実を包む。
和名の由来は、溝に生え、実の形が酸漿(ホオズキ)に似ることからきている。
属名の Mimulus はラテン語で「mimus(道化者)」の縮小形である。歯をむき出すような花冠の形と模様から名づけられた。
種小名の nepalensis は「ネパールの」という意味である。
変種名の japonicus は「日本の」という意味である。
写真は8月に日光植物園で撮った。
学名:Mimulus nepalensis var. japonicus


★暗がりの地面に近くほんのりと
 火を灯すよう溝酸漿は
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by ryudesuyo5 | 2011-07-08 10:04 | 夏の花

台湾椿(タイワンツバキ)

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台湾椿(タイワンツバキ)はツバキ科タイワンツバキ属の常緑高木である。
学名のゴルドニア・アキシラリスで表示するものもある。
台湾、中国南部、ベトナムなどに分布する。
中国では「大頭花」と呼ばれ、木材にも使用される。
属名からきたゴードニア(Gordonia)の名でも流通している。
樹高は15メートルくらいになる。
葉は長めの楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先が尖り、縁にはわずかにぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉質は艶があって分厚い。
開花時期は10月から2月くらいである。
花径10センチくらいある真っ白な花が順次咲き続ける。
写真は11月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Gordonia axillaris


★高木に真っ白な花次々と
 咲かせ続ける台湾椿
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by ryudesuyo5 | 2010-11-10 06:05 | 秋の花

白嫁菜(シロヨメナ)

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白嫁菜(シロヨメナ)はキク科シオン属の多年草である。
本州から沖縄にかけて分布し、林の中や林の縁に生える。
海外では、台湾にも分布する。
草丈は70センチから100センチくらいである。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は鋭く尖り、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は8月から11月である。
茎先で少し枝分かれをし、散房状(柄のある花がいくつかつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)に花(頭花)をつける。
白い花びら(舌状花)は8枚から13枚くらいで、間隔は不ぞろいである。
胡麻菜(ゴマナ)に似ているが、それよりも総苞(花序全体を包む葉の変形したもの)がやや長く、総苞片の数も多い。
写真は10月につくば植物園で撮った。
学名:Aster ageratoides var. ageratoides(=Aster ageratoides var. harae form. leucanthus)


★さりげなく野を彩って白嫁菜
 ゆらりゆらゆら風に吹かれて

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by ryudesuyo5 | 2010-10-07 05:24 | 秋の花

鍾馗水仙(ショウキズイセン)

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鍾馗水仙(ショウキズイセン)はヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草である。
四国から沖縄にかけて分布し、草地や林の縁などに生える。
海外では、台湾、中国、ミャンマーなどにも分布する。
別名を鍾馗蘭(ショウキラン)という。
草丈は50センチから60センチくらいである。
開花時期は9月から10月である。
茎先に花径6センチから7センチの鮮やかな黄色い花を横向きに数輪ずつつける。
花被片は6枚である。
花被片の先は少しそり返り、雄しべと雌しべは花から突き出ている。
葯(雄しべの花粉を入れる袋)の色は黄色い。
実は円柱形で、緑色に熟する。
葉は線形で、花の後に出て、翌年の夏までに枯れる。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
学名:Lycoris aurea(=Lycoris traubii)


★威勢よく花火のように花開く
 鍾馗水仙水辺が似合い

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by ryudesuyo5 | 2010-10-03 16:57 | 秋の花

現の証拠(ゲンノショウコ)

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現の証拠(ゲンノショウコ)はフウロソウ科フウロソウ属 の多年草である。
北方領土を含む北海道から沖縄にかけて分布し、草地や道端に生える。
花の色は西日本では紅紫色が多く、東日本では白や淡い紅色のものが多いという。
海外では、朝鮮半島や台湾にも分布する。
草丈は30センチから50センチくらいである。
茎は地を這い、下向きの毛が生える。
葉は手のひら状に3つから5つに裂け、互い違いに生える(互生)。
葉の柄は長く、つけ根の部分に1対の托葉(葉のつけ根にある付属体)がある。
開花時期は7月から10月である。
葉の脇から出た花柄の先に小さな5弁花をつける。
雄しべは10本ある。
雌しべの花柱の先は5つに裂ける。
萼片は5枚である。
花の後には5つの球形の種子ができる。
全草にタンニンを含み、干したものを煎じて下痢止め、健胃薬とする。
名の由来は、飲むとすぐ効くので「現の証拠」である。
別名を御輿草(ミコシグサ)という。
これは実の裂けた姿を御輿の屋根に譬えたものである。
俳句の季語は夏である。
写真は7月に上高地で撮った。
ここには西日本タイプと東日本タイプの両方があった。
学名:Geranium thunbergii(=Geranium nepalense subsp. thunbergii)


★顔を出す紅紫の花姿
 頬を緩めてじっと眺めて

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by ryudesuyo5 | 2010-07-31 04:50 | 夏の花

梔子(クチナシ)

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梔子(クチナシ)はアカネ科クチナシ属の常緑低木である。
本州の関東地方から沖縄にかけて分布し、林の中や林の縁などに生える。
また、観賞用に栽植する。
海外では、台湾や中国にも分布する。
樹高は1メートルから3メートルくらいである。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の質は厚くて艶があり、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は6月から7月である。
枝先に香りがよくて白い6弁花をつける。
花の色は咲き進むと黄色くなる。
園芸品種には八重咲きや大輪咲きなどのものもある。
実は古くから着色料とされ、クリキントンや沢庵漬けなどに利用されてきた。
また、漢方では乾燥果実を山梔子(さんしし)と呼び、消炎剤、利尿剤とする。
和名は、果実が熟しても口を開かない(「口無し」)というところからきている。
俳句では、「梔子」が秋の季語、「梔子の花」が夏の季語である。
写真は6月に東京都薬用植物園で撮った。
八重咲きのものは6月に埼玉県三郷市で撮った。
実の写真は12月に小石川植物園で撮った。
学名:Gardenia jasminoides(=Gardenia augusta)


★梔子の花の白さが目に染みる
 短き命を滴に濡らし

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by ryudesuyo5 | 2010-07-06 18:47 | 夏の花

紫蘭(シラン)

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紫蘭(シラン)はラン科シラン属の多年草である。
本州の福島県から沖縄にかけて分布し、やや湿った岩の上や林の中に生える。
また、観賞用として庭に植えられる。
海外では、中国や台湾にも分布する。
環境省のレッドリスト(2007)では、「現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては『絶滅危惧』に移行する可能性のある種」である準絶滅危惧(NT)に登録されている。
草丈は30センチから50センチくらいである。
葉は長さ30センチくらいの披針形で、茎の下部から4、5枚が生える。
葉には平行脈があり、つけ根の部分は鞘状で茎を抱く。
開花時期は5月から6月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径4センチくらいの紅紫色をした花を7、8輪つける。
花被片は6枚である。
唇弁は3つに裂け、そのうちの真ん中の裂片には内側に襞がある。
別名を紅蘭(ベニラン)、朱蘭(シュラン)という。
地下部は生薬で白及根(はくきゅうこん)と言い、止血、消炎などの薬効がある。
俳句の季語は夏である。
写真は5月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Bletilla striata


★蘭なれど天衣無縫の山育ち
 笹を従え血止めの朱蘭

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by ryudesuyo5 | 2010-05-14 06:37 | 春の花