<   2010年 06月 ( 29 )   > この月の画像一覧

蔓日日草(ツルニチニチソウ)

d0126545_18511854.jpg

蔓日日草(ツルニチニチソウ)はキョウチクトウ科ツルニチニチソウ属の多年草である。
原産地は地中海沿岸地方である。
蔓性で地面を這って伸びる。
葉や花のつく茎は直立する。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の質は肉厚で艶がある。
開花期は4月から7月である。
茎の先につける5弁花は、プロペラのようである。
ただし、5枚の花びらは根元でくっついているので、正しくは合弁花である。
花の色は白いものや薄い紫やブルーが入っているものなどがある。
観賞用としても栽培されるが、野生化しているものもある。
葉はよく茂るが、花つきは少ない。
写真は4月に神代植物公園で撮った。
学名:Vinca major


★瑠璃色のプロペラ回し春の空
 たゆたう夢に花はほころび
☆岩陰にプロペラ回す音楽し
 ビンカは枯れず天を目指して

d0126545_18513923.jpg

今日の花ドットコム
花図鑑
[PR]
by ryudesuyo5 | 2010-06-30 18:52 | 夏の花

蛍袋(ホタルブクロ)

d0126545_6152119.jpg

蛍袋(ホタルブクロ)はキキョウ科ホタルブクロ属の多年草である。
北海道西南部から九州にかけて分布し、山野に生える。
海外では、朝鮮半島や中国にも分布している。
草丈は30センチから80センチくらいである。
根際から生える葉は卵心形である。
開花時期には枯れる。
茎につく葉は披針形で、互い違いに生える(互生)。
茎につく葉は上部へいくほど小さくなる。
下部では短い柄があり、上部では茎を抱く。
葉の縁には歯牙がある。
開花時期は6月から8月である。
茎先や葉の脇に、長さ4、5センチの釣鐘形の花を下向きにつける。
花の色は、白から濃い紅紫色まである。
花冠の内側には濃い色の斑点がある。
萼片は5枚で、萼片の間に反り返る付属片があるのが本種の特徴である。
雄しべは5本、雌しべは1本である。
名の由来は、提灯の古名「火垂(ほたる)」にちなむ。
別名を釣鐘草(ツリガネソウ)という。
英名はベルフラワー(bell flower)である。
俳句の季語は夏である。
写真は7月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Campanula punctata


★うな垂れて蛍袋は物思い
 独りぽっちで咲くのが厭と

d0126545_6154855.jpg

今日の花ドットコム
花図鑑
[PR]
by ryudesuyo5 | 2010-06-29 06:16 | 夏の花

松葉牡丹(マツバボタン)

d0126545_4442279.jpg

松葉牡丹(マツバボタン)はスベリヒユ科スベリヒユ属の一年草である。
原産地はブラジルである。
葉が多肉質で「松」のように細く、花が「牡丹」に似るというのが和名の由来である。
草丈は10センチくらいである。
茎は地を這って横に広がる。
葉は線状の披針形で、先は鋭く尖る。
葉は互い違いに生える(互生)が、茎先では輪生状となる。
開花時期は6月から9月である。
花の色には赤、桃色、白、黄色、橙色などがある。
一重咲きのものと八重咲きのものがある。
花は一日花だが、次々と花をつける。
写真は7月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Portulaca grandiflora


★むせ返る夏の陽射しも友にして
 色も鮮やか松葉牡丹は

d0126545_4444787.jpg

d0126545_445626.jpg

今日の花ドットコム
花図鑑
[PR]
by ryudesuyo5 | 2010-06-27 04:45 | 夏の花

姫風露(ヒメフウロ)

d0126545_8414515.jpg

姫風露(ヒメフウロ)はフウロソウ科フウロソウ属の越年草である。
滋賀県の伊吹山、岐阜県、三重県、徳島県剣山などに分布し、石灰岩地に生える。
海外では、北半球の温帯や南アメリカに広く分布する。
日本に自生するものは遺存的に残っていると考えられるという。
草丈は20センチから40センチくらいである。
茎や葉には細かな毛が生えている。
茎は直立し、上部で枝分かれをする。
葉は向かい合って生える(対生)。
葉は深く3つに裂け、小葉はさらに1、2回羽状に深く裂ける。
開花時期は5月から8月である。
葉の脇から細長い柄を出し、先に紅色の小さな花1、2輪ずつつける。
花径は15ミリから20ミリくらいで、花びらは5枚である。
花びらには濃い紫色の筋が2本入る。
花の柄や萼片には毛が生えている。
雄しべは5本、雌しべは1本である。
別名を塩焼草(シオヤキソウ)という。
この名は、全体に特有の匂いがあり、この匂いが塩を焼いたときの匂いに似ているところからきている。
写真は6月に札幌市内で撮った。
帰化植物として入ってきたものと推定できる。
学名:Geranium robertianum


★塩を焼く匂いを嗅いだことはある
 似ているそうよ変な気持ちね

d0126545_842178.jpg

今日の花ドットコム
花図鑑
[PR]
by ryudesuyo5 | 2010-06-26 08:42 | 夏の花

透かし田牛蒡(スカシタゴボウ)

d0126545_55264.jpg

透かし田牛蒡(スカシタゴボウ)はアブラナ科イヌガラシ属の越年草である。
北海道から沖縄にかけて分布し、道端や畦などやや湿った場所に生える。
海外では、北半球に広く分布する。
草丈は20センチから50センチくらいである。
茎はよく枝分かれをする。
根際から生える葉は羽状に切れ込み、不規則なぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の間から田が透かして見えるというのが和名の由来である。
葉のつけ根の部分はやや茎を抱く。
開花時期は5月から7月くらいである。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、黄色い小さな花をつける。
花径は3、4ミリと小さく、4弁花である。
花の後にできる実は円柱形のころりとした長角果である。
写真は6月に旭山動物園で撮った。
学名:Rorippa islandica


★小さくて撮ってみなけりゃわからない
 この実の形透かし田牛蒡

d0126545_5522342.jpg

今日の花ドットコム
花図鑑
[PR]
by ryudesuyo5 | 2010-06-25 05:53 | 夏の花

ジギタリス・プルプレア

d0126545_6202631.jpg

ジギタリス・プルプレアはゴマノハグサ科ジギタリス属の多年草である。
原産地はヨーロッパである。
薬用や観賞用として栽培されている。
ジギタリス属にはいろいろな種類があるが、普通ジギタリスと呼んでいるのは本種のことである。
草丈は1メートルくらいである。
葉は卵形で、車軸状につく(輪生)。
開花時期は5月から7月くらいである。
茎先に穂状の総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、紫色をした鐘形の花をたくさんつける。
花冠の内側には白い縁取りのある暗い紫色の斑点がある。
英名はフォックスグローブ(fox glove)である。
これを訳した狐の手袋(キツネノテブクロ)というユニークな和名がついている。
俳句の季語は夏である。
写真は6月に北大植物園で撮った。
学名:Digitalis purpurea


★どことなく謎秘めて咲くジギタリス
 御伽の国が手招くように

d0126545_6204527.jpg

今日の花ドットコム
花図鑑
[PR]
by ryudesuyo5 | 2010-06-24 06:21 | 夏の花

花苦菜(ハナニガナ)

d0126545_18591999.jpg

花苦菜(ハナニガナ)はキク科ニガナ属の多年草である。
北海道から沖縄にかけて分布し、低山から高山にかけての草地や道端などに生える。
海外では、朝鮮半島、中国にも分布している。
分類上は、苦菜(ニガナ)の変種である白花苦菜(シロバナニガナ)の型の1つとされている。
白花苦菜(シロバナニガナ)の黄花品種という位置づけである。
苦菜(ニガナ)の場合は舌状花が5枚から7枚だが、本種は7枚から12枚である。
草丈は40センチから70センチくらいである。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
本種は葉のつけ根の部分が茎を抱くのが特徴である。
開花時期は5月から7月である。
花径は2センチくらいあり大きい。
写真は6月に旭山動物園で撮った。
学名:Ixeris dentata var. albiflora form. amplifolia


★いろいろな種類があるよ苦菜には
 花びらの数数えてみよう

d0126545_18593897.jpg

今日の花ドットコム
花図鑑
[PR]
by ryudesuyo5 | 2010-06-23 19:00 | 夏の花

踊子草(オドリコソウ)

d0126545_6335118.jpg

踊子草(オドリコソウ)はシソ科オドリコソウ属の多年草である。
北海道から九州にかけて分布し、木陰の草むらや林の中に生える。
海外では、朝鮮半島や中国にも分布する。
草丈は30センチから60センチくらいである。
茎は直立した柔らかい四角柱状で、枝分かれしない。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉は縮れていて、皺が多い。
開花時期は4月から6月である。
葉の脇に唇形をした花をつける。
花の色は薄紫色のものもあるが、普通に見られるものは白い色をしている。
花の名は、茎を取り巻いて咲く花の様子を笠をかぶった踊子に見立てたものである。
若葉は食用になり、根は薬用になる。
俳句の季語は夏である。
写真は6月に札幌市の円山原生林で撮った。
学名:Lamium album var. barbatum


★草むらで花びら揺れる密やかに
 小人のダンス楽しむように
☆分け入れば鈴の音響く踊子草
 小人になりて我も踊れり

d0126545_634865.jpg

今日の花ドットコム
花図鑑
[PR]
by ryudesuyo5 | 2010-06-22 06:34 | 夏の花

フランス菊(フランスギク)

d0126545_651638.jpg

フランス菊(フランスギク)はキク科キク属の多年草である。
ヨーロッパ原産の帰化植物である。
江戸時代の末期に観賞用として渡来したものが野生化している。
元々寒冷地の種なので、日本では特に北海道に多い。
草丈は30センチから80センチくらいである。
茎はつけ根で枝分かれをし、粗い毛がある。
木質化はしない。
葉はへら形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)があるが、切れ込まない。
開花時期は6月から7月である。
頭花の花径は5センチくらいで白い色をしており、マーガレットとよく似ている。
写真は6月に北大植物園で撮った。
学名:Chrysanthemum leucanthemum


★爽やかな高原の風よく似合う
 フランス菊の瞳輝き

d0126545_652987.jpg

今日の花ドットコム
花図鑑
[PR]
by ryudesuyo5 | 2010-06-21 06:06 | 夏の花

姫女苑(ヒメジョオン)

d0126545_1443366.jpg

姫女苑(ヒメジョオン)はキク科ムカシヨモギ属の越年草である。
原産地は北アメリカで、日本へは明治維新前後に渡来した。
当初は柳葉姫菊(ヤナギバヒメギク)と名づけて珍重にされたらしい。
今日では日本全土の道端や野山に広がり、 亜高山帯にまで入り込んでいる。
草丈は30センチから150センチくらいである。
茎には荒い毛が生える。
秋に芽生えてロゼット(茎から葉が重なり合って出て地に接し、円座形になったもの)を形成し、そのまま越冬して次の年の初夏から夏に花茎を伸ばして開花する。
根際から生える葉には長い柄があり、円形に近い。
開花するころには枯れ落ちてしまう。
茎につく葉は幅の狭い被針形で、互い違いに生える(互生)。
葉は先が尖り、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉のつけ根は茎を抱かない。
開花時期は6月から10月である。
茎先に花径2センチくらいの花(頭花)をたくさんつける。
真ん中に黄色い筒状花があり、周りに白くて細い舌状花がつく。
舌状花は淡い紅紫色を帯びるものもある。
写真は6月に旭川市で撮った。
学名:Erigeron annuus


★道端が似合っていても姫女苑
 たくましいとは言わずが花と

d0126545_144477.jpg

今日の花ドットコム
花図鑑
[PR]
by ryudesuyo5 | 2010-06-20 14:05 | 夏の花