カテゴリ:冬の花( 12 )

ナルキッスス・アクセント

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ナルキッスス・アクセントはヒガンバナ科スイセン属の多年草である。
アメリカで改良された園芸品種の1つである。
国際的な分類では大杯水仙(タイハイスイセン)の1つとされる。
大杯水仙(タイハイスイセン)というのは、イギリス王立園芸協会(Royal Horticultural Society)の定義では、1茎1花で、副冠の長さが花被片の3分の1以上あるが花被片の長さは超えないもののことである。
本種が作出されたのは1960年のことである。
草丈は30~45センチくらいである。
根際から生える葉は線形である。
開花時期は2~3月である。
花径は10センチくらいある大輪である。
花被片の色は白く、副花冠は濃いローズピンクないしサーモンピンクをしている。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Narcissus はギリシャ神話の青年の名からきている。泉に映った自分の姿に恋して死に、その後にこの花が咲き出した。
品種名の Accent は「強調点」という意味である。
写真は1月に千葉市花の美術館で撮った。
学名:Narcissus 'Accent'


★副冠のピンクが目立つ大輪を
 寒風揺する春はまだまだ
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by ryudesuyo5 | 2012-01-22 14:32 | 冬の花

カレンデュラ・アルベンシス

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カレンデュラ・アルベンシスはキク科キンセンカ属の一年草である。
原産地は地中海沿岸地方である。
金盞花(キンセンカ)の近縁種で、本金盞花(ホンキンセンカ)とも呼ばれる。
金盞花(キンセンカ)よりもずっと小さい直径 1~2 センチくらいの花をつける。
冬知らず(フユシラズ)の名で流通しており、真冬でも次々と花をつける。
草丈は10~30センチくらいである。
根際から生える葉は長いへら形である。
茎につく葉は互い違いに生える(互生)。
開花時期は11~5月である。
花の色は鮮やかな黄色や橙色である。
日がさすと花を開き、日が落ちると花を閉じてしまう。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Calendula はラテン語の「Calendae(毎月の第1日)」からきている。どの月の初めにも咲いているほど花期が長いということから名づけられた。
種小名の arvensis は「原野に生える」という意味である。
写真は4月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Calendula arvensis


★嫉妬され告げ口されど冬知らず
 悲しい過去は水に流して
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by ryudesuyo5 | 2012-01-19 14:01 | 冬の花

台湾山茶花(タイワンサザンカ)

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台湾山茶花(タイワンサザンカ)はツバキ科ツバキ属の常緑小高木である。
台湾の固有種である。
原産地は種子から油を搾るために栽培される。
日本へは1967年に導入された。
葉は楕円形ないし長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は革質で艶がある。
葉の色は鮮やかな緑色で、葉脈はやや不鮮明である。
開花時期は11~1月である。
花の色は白い。
花弁数は5~6枚で、横に平らに開く。
花径は3センチくらいの小輪で散りやすいが、次々と花を咲かせる。
属名の Camellia はイエズス会の宣教師「カメル(G. J. Kamell)さん」の名からきている。マニラに住み、東アジアの植物を採集した。
種小名の tenuiflora は「薄い花の」という意味である。
写真は11月に小石川植物園で撮った。
学名:Camellia tenuiflora


★台湾のどんなところに咲くのかな
 小振りだけれど凛と開くよ
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by ryudesuyo5 | 2012-01-13 10:51 | 冬の花

カメリア・オレイフェラ

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カメリア・オレイフェラはツバキ科ツバキ属サザンカ群の常緑低木である。
和名を油茶(ユチャ)という。
中国、台湾、東南アジアなどに分布し、採油用に栽培されている。
日本へは昭和時代の初期に採油用として渡来した。
今日では観賞用とされている。
樹高は1~5メートルくらいである。
葉は長めの楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は厚く、表面は緑色ないし黄緑色である。
葉の縁には細かなぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花期は10~1月である。
花の色は白く、花径は4~7センチくらいである。
花びら(花弁)の数は5~9枚である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Camellia はイエズス会の宣教師「カメル(G. J. Kamell)さん」の名からきている。マニラに住み、東アジアの植物を採集した。
種小名の oleifera は「油性の」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Camellia oleifera


★散り急ぐわけでもないが油茶の花
 どこか切ない気配漂い
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by ryudesuyo5 | 2012-01-02 09:43 | 冬の花

マホニア・チャリティー

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マホニア・メディアはメギ科ヒイラギナンテン属(マホニア属)の常緑低木である。
中国原産の柊南天(ヒイラギナンテン:Mahonia japonica)とマホニア・ロマリフォリア(Mahonia lomariifolia)との人工交雑種である。
チャリティー(Charity)はそうした園芸品種の1つである。
樹高は1~3メートルくらいである。
幹は太く、立ち性である。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は長い楕円形で、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は12~1月くらいである。
枝先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、黄色い小さな花をたくさんつける。
特徴は花穂が垂れず立ち上がることである。
属名の Mahonia は19世紀のアメリカ人の植物学者「マクマホン(B. Mc. Mahon)さん」の名からきている。
種小名の media は「中間の」という意味である。
写真は12月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
学名:Mahonia x media 'Charity'


★垂れ下がる姿はたくさん見たけれど
 立ち上がってるチャリティーは
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by ryudesuyo5 | 2011-12-28 13:19 | 冬の花

オンシジウム・ケイロホルム

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オンシジウム・ケイロホルムはラン科オンシジウム属の多年草である。
属名の詠み方は「オンキディウム」とするものもある。
メキシコからコロンビアにかけて分布し、標高1000メートルから2500メートルの地域に生える着生種である。
草丈は30センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は秋から春である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、黄色い小さな花をたくさんつける。
花径は15ミリくらいである。
属名の Oncidium は、ギリシャ語の「onkidion(小さな突起)」からきている。小さな突起のある唇弁の形を表したものである。
種小名の cheirophorum は「手のひら状の」という意味である。
写真は12月に熱川バナナワニ園で撮った。
学名:Oncidium cheirophorum


★小さくて蝶舞うような花つけて
 ケイロホルムは仄かな香り
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by ryudesuyo5 | 2011-12-21 16:10 | 冬の花

木立ちアロエ(キダチアロエ)

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木立ちアロエ(キダチアロエ)はユリ科アロエ属の多年草である。
分類体系によっては、アロエ科やツルボラン科に分類されることもある。
原産地は南アフリカである。
ワシントン条約によって輸出入は制限されている。
草丈は30~100センチくらいである。
名の通り茎が伸びて立ち上がる。
根際からロゼット状に生える葉は剣状で肉厚である。
葉の縁には三角形の棘がたくさんある。
開花時期は12~2月くらいである。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、オレンジ色をした筒状の花をたくさんつける。
花は長さが4センチくらいあり、先は6つに裂ける。
雄しべは6本あり、花冠から突き出る。
葉肉は民間薬として利用される。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Aloe はアラビア語の「alloeh(苦味のある)」からきている。葉に苦い汁液があることから名づけられた。
種小名の arborescens は「小高木の」という意味である。
写真は12月に夢の島熱帯植物館で撮った。
学名:Aloe arborescens


★寒さなど何するものと立ち上がる
 木立ちアロエに風打ちつけて
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by ryudesuyo5 | 2011-12-19 08:55 | 冬の花

ルエリア・マクランタ

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ルエリア・マクランタはキツネノマゴ科ルイラソウ属(ルエリア属)の常緑半低木である。
原産地はメキシコである。
樹高は50~150センチくらいである。
葉は細長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は11~2月である。
花は漏斗状で先が5つに裂けて開く。
花の色は濃い桃色で、紅色の筋が入る。
花の色にはそのほか白や紫色のものもある。
花径は5~6センチである。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Ruellia はフランスの植物学者「リュエル(J. Ruelle)」の名からきている。
種小名の macrantha は「大きな花の」という意味である。
写真は11月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Ruellia macrantha


★どうかしら自慢の花は少しだけ
 傷んでいるがまだまだ元気
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by ryudesuyo5 | 2011-12-11 14:04 | 冬の花

アッサム匂い桜(アッサムニオイザクラ)

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アッサム匂い桜(アッサムニオイザクラ)はアカネ科ルクリア属の半常緑ないし落葉低木である。
原産地はヒマラヤ地方である。
中国の雲南省からインドのアッサム地方にかけて1300メートルから2000メートルの地域に自生する。
単に匂い桜(ニオイザクラ)の名でも流通している。
学名のルクリア・ピンケアナで表示するところもある。
樹高は30センチから200センチくらいである。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉には艶があり、ビロード状の毛が生える。
開花時期は12月から4月くらいである。
枝先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、淡いピンクの花をたくさんつける。
花径は4、5センチあり、花冠は5つに裂けて横に開く。
花はよい香りがする。
花の後にできる実は核果(水分を多く含み中に種が1つある)である。
属名の Luculia はネパールでの現地語「ルクリ・スア(Luculi Swa)」からきている。
種小名の pinceana の意味は解明できていない。
写真は1月に千葉市花の美術館で撮った。
学名:Luculia pinceana


★ふくよかな香り辺りに散りばめて
 鉢も似合うね匂い桜は
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by ryudesuyo5 | 2011-12-08 14:32 | 冬の花

ツンベルギア・サンダンス

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ツンベルギア・サンダンスはキツネノマゴ科ヤハズガズラ属(ツンベルギア属)の蔓性常緑多年草である。
和名を矢筈葛(ヤハズカズラ)というツンベルギア・アラータ(Thunbergia alata)の園芸品種である。
基本種の原産地は東アフリカ、南アフリカである。
本種はイギリスで作出された。
蔓性で、支柱があれば1メートルから2メートルくらいまで伸びる。
葉は幅の広い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は12~2月くらいである。
花径は5~7センチくらいある。
花冠は5つに裂けて横に開く。
花びら(花冠の裂片)はレモンイエローで、花の真ん中は暗い紫色をしている。
基本種と比較してみると、矢筈葛(ヤハズカズラ)の花びらには丸みがあるが、本種は切れ込みが深い。
また、花びらの色も淡い。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Thunbergia はスウェーデンの植物学者「ツンベルク(C. P. Thunberg)さん」の名からきている。
種小名の alatus は「翼のある」という意味である。
品種名の Sundance は「サンダンス(太陽踊り)」という意味である。
写真は2月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Thunbergia alata 'Sundance'


★鮮やかなレモンイエロー故郷を
 離れ幽(かそけ)き思いに揺れて
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by ryudesuyo5 | 2011-11-28 12:50 | 冬の花