カテゴリ:果実( 30 )

ミラクルフルーツ

d0126545_12978.jpg

ミラクルフルーツ(miracle fruit)はアカテツ科フルクリコ属の常緑低木である。
英名がそのまま流通名になっているが、ミラクルベリー(miracle berry)の別名もある。
原産地は西アフリカである。
樹高は2~4メートルくらいである。
葉は幅の広い披針形(笹の葉のような形)で、枝先に2~3枚ずつつく。
暖地での開花時期は周年である。
米粒くらいの大きさの白い小さな花で、よい香りがする。
花の後にできる実は長さ2センチくらいの楕円形で、緑色から赤く熟する。
果肉には仄かな甘みがある。
この果肉にはミラクリンと呼ばれる物質が含まれている。
これを食べると、酸っぱいものを甘く感じるという作用がある。
属名の Synsepalum はギリシャ語の「syn(合同)+sepalum(萼片)」からきている。
種小名の dulcificum は「甘味をつくる」という意味である。
写真は12月に板橋区立熱帯環境館で撮った。
学名:Synsepalum dulcificum


★世の中に不思議なものがあるものと
 驚くばかりミラクルフルーツ
d0126545_1292522.jpg

植物図鑑
花図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル



[PR]
by ryudesuyo5 | 2012-02-09 12:15 | 果実

平実レモン(ヒラミレモン)

d0126545_16432583.jpg

平実レモン(ヒラミレモン)はミカン科ミカン属の常緑低木である。
奄美大島から沖縄にかけて分布し、栽培もされる。
海外では台湾にも分布する。
沖縄方言のシークヮーサーの名がよく知られている。
樹高は3~5メートルである。
枝には棘がある。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉には艶があり、先は尖る。
開花時期は3月である。
花径3センチくらいの白い5弁花をつける。
収穫期は8~12月である。
8~9月の青い実は酸味が強く、レモンの代わりに用いられる。
11~12月の黄色く色づいたものは生食やジュースとして利用する。
実の直径は4~5センチくらいの柑果(多心皮性の液果)である。
ノビレチンという抗癌作用のある物質が含まれることで注目されている。
属名の Citrus はレモンに対する古い呼び名である。
種小名の depressa は「押しつぶされたような」という意味である。
写真は11月に那覇市にある世界遺産の識名園で撮った。
花の写真は5月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
学名:Citrus depressa


★燦燦と陽の降り注ぐ沖縄で
 シークヮーサーの味は格別
d0126545_1644019.jpg

植物図鑑
花図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル





[PR]
by ryudesuyo5 | 2012-01-26 16:47 | 果実

文旦(ブンタン)

d0126545_13233754.jpg

文旦(ブンタン)はミカン科ミカン属の常緑小高木である。
原産地はマレーシアである。
日本へは江戸時代の初期に中国から渡来した。
鹿児島県に漂着した中国の難破船に積まれていたものが国内で広まったという。
和名の由来は、その船の船長だった謝文旦さんからきている。
別名をザボン、ボンタンという。
樹高は3~10メートルくらいである。
葉は長さ10センチくらいの楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の柄には翼がある。
開花時期は5~6月である。
枝先に白い大形の5弁花が集まってつく。
実は冬に黄色く熟する。
外皮が厚く、果汁は少ない。
実の直径は15センチくらいあり大きい。
皮や果肉を砂糖漬けにしたり、マーマレードの原料とする。
また、ボンタン飴も有名である。
俳句の季語は秋である。
属名の Citrus はレモンに対する古い呼び名である。
種小名の maxima は「最大の」という意味である。
写真は2月に鹿児島市の磯庭園で撮った。
学名:Citrus maxima


★大きいと知ってはいたが実際に
 文旦を見て口をあんぐり
d0126545_1323595.jpg

植物図鑑
花図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル



[PR]
by ryudesuyo5 | 2012-01-23 13:27 | 果実

四季橘(シキキツ)

d0126545_13115083.jpg

四季橘(シキキツ)はミカン科ミカン属の常緑低木である。
台湾、中国本土、東南アジア、インドなどで栽培されている。
特にフィリピンではカラマンシー(kalamansi)の名で広く栽培されている。
日本へは江戸時代末期に中国から渡来した。
そこから唐金柑(トウキンカン)の別名もある。
樹高は3~5メートルくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は厚く、艶がある。
開花時期は周年である。
花は香りのよい白い5弁花である。
実は直径25~45ミリの球形の柑果(多心皮性の液果)で、橙色に熟する。
果皮は薄くてむきやすく、酸味が強いが生食できる。
沖縄産のシークワーサージュースの成分の90パーセントは台湾産の四季橘(シキキツ)だそうである。
属名の Citrus はレモンに対する古い呼び名である。
種小名の madurensis は「(インドネシアの)マドゥラ島(Madura)の」という意味である。
写真は4月に箱根の強羅公園で撮った。
学名:Citrus madurensis


★四季橘の強い香りに誘われつ
 見つけた花は白く輝き
d0126545_13121322.jpg

植物図鑑
花図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル



[PR]
by ryudesuyo5 | 2012-01-15 13:13 | 果実

グアバ

d0126545_1229453.jpg

グアバ(guava)はフトモモ科バンジロウ属の常緑低木である。
原産地は中南アメリカである。
現在では熱帯・亜熱帯地域で広く果樹として栽培されている。
日本でも沖縄県などの暖地で栽培されている。
和名は蕃石榴(バンジロウ)という。
樹高は3~4メートルくらいである。
樹皮は薄く剥げやすい。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は、沖縄では4月ころである。
葉の脇に花径3センチくらいの白い花を1~3輪ずつつける。
花弁は5枚である。
たくさんの白い雄しべが球状に広がる。
実は球形や洋梨形など液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、長さは5~15センチくらいである。
果皮の色は黄色く、先に萼が残っている。
果肉の色はピンクないし黄色で、甘く酸味がある。
葉はグアバ茶として利用される。
属名の Psidium はギリシャ語の「psidion(ざくろ)」からきている。
種小名の guajava は「果実」という意味である。
写真は10月に神代植物公園で撮った。
学名:Psidium guajava


★そうなのかグアバの名前は蕃石榴
 謎が解ければ身近に思え
d0126545_12315399.jpg

植物図鑑
花図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル



[PR]
by ryudesuyo5 | 2012-01-08 12:39 | 果実

犬柘植(イヌツゲ)

d0126545_1437964.jpg

犬柘植(イヌツゲ)はモチノキ科モチノキ属の常緑低木である。
本州から九州にかけて分布し、山地に生える。
また、庭木とされる。
海外では、朝鮮半島や中国にも分布する。
樹高は1~2メートルである。
野生では5メートルくらいになるものもあるという。
樹皮は灰白色である。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
柘植(ツゲ)の葉は向かい合って生える(対生)ので区別できる。
葉の縁には浅いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6~7月である。
雌雄異株である。
葉の脇に散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、淡黄色の雄花をつける。
雌花は葉の脇に1つずつつく。
実は球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、紫黒色に熟する。
和名の由来は、櫛材となる柘植(ツゲ)に葉の形が似ているが材質が劣るというところからきている。
属名の Ilex はholly(セイヨウヒイラギ)の古代ラテン名からきている。
種小名の crenata は「円鋸歯状の」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Ilex crenata


★櫛などは柘植に任せておけばいい
 美味しい実だよ鳥さんおいで
☆夏の夜白い花つけ犬柘植は
 秋には鳥に餌を与えて
d0126545_14381581.jpg

植物図鑑
花図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル



[PR]
by ryudesuyo5 | 2012-01-03 14:40 | 果実

ココ椰子(ココヤシ)

d0126545_14115781.jpg

ココ椰子(ココヤシ)はヤシ科ココヤシ属の常緑高木である。
原産地はメラネシアだと推測されている。
現在では、熱帯地方の各地で栽培されている。
英名はココナッツパーム(coco nuts palm)である。
樹高は10~30メートルくらいである。
幹は電信柱のように真っ直ぐに伸びる。
幹には環状紋がある。
これは葉痕と呼ばれ、葉の落ちた跡である。
葉は羽状複葉で、幹の先につく。
羽状複葉というのは、鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成されるもののことである。
長さはさ5メートルもあり、鳥の羽を伸ばしたように広がる。
葉の脇から花茎を伸ばし、黄色い花をつける。
花茎の先のほうにはたくさんの雄花がつき、つけ根の方には少数の雌花がつく。
花の後にできる実は堅果(皮が堅く、種と接触せずに種を包んでいる果実)である。
実の大きさは品種によって異なるが、大きいものでは重さが4キロもある。
実は熟するにつれて緑色から黄色、黄橙色、灰褐色と変化する。
いわゆる「椰子の実」で、食用となる。
果肉を紐状にして乾かしたものがココナッツである。
胚乳はココナッツミルクとして利用される。
幼果の果実水は清涼飲料水とされる。
ヤシ油はマーガリンの原料になる。
殻を焼いたものは良質の木炭になり、燃料や活性炭として利用される。
繊維はロープやマットの材料となる。
属名の Cocos はポルトガル語の「coco(サル)」からきている。果実の核に3つの窪みがあって猿の顔に似ていることから名づけられた。
種小名の nucifera は「堅果を持った」という意味である。
写真は11月に沖縄市の東南植物楽園で撮った。
学名:Cocos nucifera


★首筋か痛くなるほど上空に
 鎮座ましますココ椰子の実は
d0126545_1412153.jpg

植物図鑑
花図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル



[PR]
by ryudesuyo5 | 2011-12-26 14:14 | 果実

オリーブ

d0126545_15182539.jpg

オリーブ(olive)はモクセイ科オリーブ属の常緑高木である。
原産地は地中海沿岸地方である
実がオリーブオイルやピクルスの材料となる。
日本では小豆島などで栽培されている。
樹高は5~10メートルくらいである。
葉は披針形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉の裏面には鱗片が密生して銀白色を帯びる。
開花時期は5~6月くらいである。
小さな乳白色の花で、花冠の先は4つに裂ける。
花の後にできる実は楕円形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、10~11月くらいに黒紫色に熟する。
属名の Olea はラテン語の「oleosus(油質の)」からきている。
種小名の europaea は「ヨーロッパの」という意味である。
写真は12月に夢の島熱帯植物館で撮った。
学名:Olea europaea


★なるほどとオリーブの実に触れてみる
 木につく姿初めて目にし
d0126545_15184076.jpg

植物図鑑
花図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル



[PR]
by ryudesuyo5 | 2011-12-15 15:21 | 果実

老鴉柿(ロウヤガキ)

d0126545_1435987.jpg

老鴉柿(ロウヤガキ)はカキノキ科カキノキ属の落葉小高木である。
原産地は中国中部の浙江省、江蘇省などである。
日本へ渡来したのは遅く、第二次世界大戦中に京都府立植物園の園長が持ち帰ったとされる。
盆栽、鉢植え、庭木などに用いられている。
樹高は2~3メートルである。
葉は丸味を帯びた菱形である。
開花時期は3~4月である。
雌雄異株である。
結実させるためには雄株と交配させなければならない。
実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、長さが3~5センチと小さく、先の尖った楕円形状をしている。
熟すと橙色に色づくが渋柿である。
実の鑑賞期は10~11月である。
属名の Diospyros はギリシャ語の「Dios(ジュピター)+pyros(穀物)」からきている。おいしい果実を「神の食べ物」として称え名づけた。
種小名の rhombifolia は「菱形の葉の」という意味である。
写真は12月に小石川植物園で撮った。
学名:Diospyros rhombifolia


★盆栽の好きな人にはたまらない
 老鴉柿の実渋い渋いよ
d0126545_1441834.jpg

植物図鑑
花図鑑







[PR]
by ryudesuyo5 | 2011-12-06 14:08 | 果実

四川常磐柿(シセントキワガキ)

d0126545_1423183.jpg

四川常磐柿(シセントキワガキ)はカキノキ科カキノキ属の常緑低木である。
原産地は中国中南部の四川省などである。
「常磐」の名が示すように常緑樹である。
樹高は4~5メートルである。
枝葉は密生する。
枝には刺が多い。
葉は細長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉には艶があり、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない(全縁)。
開花時期は5~6月である。
雌雄異株である。
花の色は黄白色である。
雄株で多くの花を咲かせる。
秋に熟する実は小さく、雌株の長い柄の先にぶら下がる。
甘柿である。
属名の Diospyros はギリシャ語の「Dios(ジュピター)+pyros(穀物)」からきている。おいしい果実を「神の食べ物」として称え名づけた。
種小名の cathayensis は「四川省の」という意味である。
写真は12月に小石川植物園で撮った。
学名:Diospyros cathayensis


★ぶら下がるオレンジ色の小さな実
 誰を手招くこっちは甘い
d0126545_14234762.jpg

植物図鑑
花図鑑







[PR]
by ryudesuyo5 | 2011-12-05 14:26 | 果実