カテゴリ:四季咲きの花( 14 )

縞珊瑚アナナス(シマサンゴアナナス)

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縞珊瑚アナナス(シマサンゴアナナス)はパイナップル科サンゴアナナス属の常緑多年草である。
原産地はブラジルである。
学名のエクメア・ファスキアタの名でも流通している。
根際から生える葉は幅の広い線形で、長さが50センチくらいある。
葉の質は硬く、縁には硬い棘がある。
葉には白い横縞が入る。
これは吸収鱗毛と呼ばれるもので、養水分を吸収する役割を果たしている。
開花時期は不定期である。
松かさ状のピンクの苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)は2~3か月鑑賞できる。
苞の間から出る花は青紫色で、数日の寿命である。
属名の Aechmea はギリシャ語の「aichme(槍)」からきている。
種小名の fasciata は「横縞模様の」という意味である。
写真は11月に千葉市花の美術館で撮った。
学名:Aechmea fasciata


★アナナスの仲間はまとめて植えられて
 どれがどれやら見分け難くて
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by ryudesuyo5 | 2011-12-20 11:09 | 四季咲きの花

珊瑚花(サンゴバナ)

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珊瑚花(サンゴバナ)はキツネノマゴ科キツネノマゴ属(ジャスティシア属)の常緑低木である。
原産地はブラジルである。
日本へは江戸時代の末期に渡来した。
樹高は1~2メートルである。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉には柄があり、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない(全縁)。
葉の表面は濃い緑色で、裏面は赤味を帯びる。
開花時期は5~9月だが、暖地では周年開花をする。
枝先から円錐花序(枝分かれして全体が円錐状に見える)を出し、紅色ないし桃色の花をたくさんつける。
花は筒状で長さが5センチくらいあり、先が唇形に2つに裂ける。
縦に伸びるので波のようである。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
和名の由来は、花の形を珊瑚に見立てたものである。
英名をフラミンゴプランツ(Flamingo plant)という。
ジャコビニア(Jacobinia)という旧属名でも流通している。
属名の Justicia はスコットランドの植物学者「ジャスティス(J. Justice)さん」の名からきている。
種小名の carnea は「肉色の」という意味である。
写真は11月に新宿御苑で撮った。
学名:Justicia carnea


★噴水の湧き出るように珊瑚花
 ピンクシャワーが微笑みかけて
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by ryudesuyo5 | 2011-12-10 14:59 | 四季咲きの花

振分珊瑚花(フリワケサンゴバナ)

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振分珊瑚花(フリワケサンゴバナ)はキツネノマゴ科イセハナビ属(ストロビランテス属)の常緑小低木である。
ディフルゴサ・コロラタの名で表示する植物園もある。
ディフルゴサ属はイセハナビ属とシノニムである。
原産地はジャワ島である。
樹高は1~2メートルである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は周年である。
花は赤紫色の筒状で釣船草(ツリフネソウ)に似ているが、垂れ下がって咲く。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Strobilanthes はギリシャ語の「strobilos(球果)+anthos(花)」からきている。球果状の花序といった意味がある。
種小名の colorata は「彩色された」という意味である。
写真は10月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Strobilanthes colorata(=Diflugossa colorata)


★もう少し見せてほしいな花の中
 ピンクに染まりもじもじ咲くが
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by ryudesuyo5 | 2011-12-09 13:40 | 四季咲きの花

アシスタシア・スカンデンス

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アシスタシア・スカンデンスはキツネノマゴ科アシスタシア属の常緑小低木である。
アシスタシア属は熱帯アジアやアフリカに40種くらいある。
本種の原産地は東南アジアである。
別名を赤道桜草(セキドウサクラソウ)という。
ただし、アシスタシア・ガンゲティカ(Asystasia gangetica)などにもこの名が充てられている。
また、「タイノオモイデ」の名でも流通している。
樹高は1~2メートルである。
葉は幅の広い卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の質は薄く、斑の入るものもある。
開花時期は12~4月である。
温室では周年開花をする。
花の色には、白や青、紫色のものがある。
筒状花で先が5つに裂ける。
属名の Asystasia は「一致しない」という意味である。キツネノマゴ科の中での花冠の違いから名づけられた。
種小名の scandens は「よじ登る性質の」という意味である。
写真は10月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Asystasia scandens



★ジャングルに咲く花というアシスタシア
 いつかこの目で確かめたいと
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by ryudesuyo5 | 2011-11-25 07:04 | 四季咲きの花

アマゾン百合(アマゾンユリ)

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アマゾン百合(アマゾンユリ)はヒガンバナ科アマゾンユリ属の多年草である。
原産地はコロンビアからペルーにかけてのアンデス山地である。
純白の花は香りもよく、結婚式のブーケやコサージュに使われるという。
別名を擬宝珠水仙(ギボウシズイセン)ともいう。
根際から生える葉は卵形で大きい。
それが擬宝珠(ギボウシ)に似ていて、水仙(スイセン)のような花を咲かせるというのが由来である。
英名はアマゾンリリー(Amazon lily)である。
ユーチャリス、エウカリスなどの流通名もある。
草丈は40~50センチである。
開花時期は6~7月である。
暖地では周年開花をする。
花径6~8センチの白い花を数輪つける。
花被片は6枚である。
花筒部が長くて曲がり、垂れ下がるように咲く。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Eucharis はギリシャ神話に登場するニンフの名からきている。
種小名の grandiflora は「大きな花の」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Eucharis grandiflora


★アンデスの山懐に抱かれて
 香り立ち咲くアマゾンリリー
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by ryudesuyo5 | 2011-11-20 13:11 | 四季咲きの花

花麒麟(ハナキリン)

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花麒麟(ハナキリン)はトウダイグサ科トウダイグサ属(ユーフォルビア属)の常緑多年草(常緑低木)である。
原産地はアフリカのマダガスカル島である。
日本へは大正初期に渡来した。
草丈は10~200センチくらいである。
茎には棘があって、サボテン状をしている。
棘は托葉(葉のつけ根にある付属体)の変化したものである。
葉は倒卵形で先が尖り、茎先にまとまってつく。
ただし、葉は若い茎にだけつき、古い茎は棘だけになる。
開花時期は4~11月である。
暖地では周年開花をする。
花の脇から花茎を出し、4つずつ花をつける。
花の色は赤、桃色、橙色、黄色、白など豊富である。
ただし、花のように見えるのは苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)で、本当の花は真ん中にある小さなものである。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
和名の由来はサボテンの木麒麟(モクキリン)に形が似ていて、よく花を咲かせるということからきている。
英名はキスミークイック(kiss me quick)である。
これは、花の形を唇に見立てたものである。
葉や茎を傷つけると出る乳液には有毒成分を含む。
属名の Euphorbia はローマ時代の医師「エウフォルブスさん(Euphorbus)」の名にちなむ。この属の植物の乳液を初めて薬にしたことから名づけられた。
種小名の milii は園芸家「ミル(B. Mil)さんの」という意味である。
変種名の splendens は「光輝ある」という意味である。
写真は1月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮ったものなどである。
学名:Euphorbia milii var. splendens


★するすると茎を伸ばして花麒麟
 赤い花びら微笑むように
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by ryudesuyo5 | 2011-11-18 15:46 | 四季咲きの花

姫極楽鳥花(ヒメゴクラクチョウカ)

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姫極楽鳥花(ヒメゴクラクチョウカ)はバショウ科オウムバナ属の常緑多年草である。
分類体系によってはオウムバナ科とされる。
「極楽鳥花」の名はつくがゴクラクチョウカ属とは異なる。
原産地は西インド諸島や南アメリカである。
南アフリカ産の極楽鳥花(ゴクラクチョウカ)に比べて全体に小さい。
和名の由来は、花の姿を「極楽鳥」の鶏冠にたとえたものである。
学名からヘリコニア・プシタコルムの名で表示するものもある。
草丈は1~2メートルである。
長い茎のように見えるのは葉の柄である。
葉は長めの楕円形である。
開花時期は周年である。
橙黄色の鶏冠のように見えるのが花(萼片)である。
くちばしのように見えるのは苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)である。
雄しべは5本、仮雄しべが1本、雌しべが1本である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Heliconia はギリシャ神話の女神ムーサ(Musa)が住んでいたとされる「ヘリコン山(Mount Helicon)」からきている。
種小名の psittacorum はギリシャ語の「psittakos(オウム)」からきている。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
学名:Heliconia psittacorum


★姫の名がついているけど大きいよ
 温室の花すらりと伸びて
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by ryudesuyo5 | 2011-09-15 13:25 | 四季咲きの花

ころまん草(コロマンソウ)

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ころまん草(コロマンソウ)はキツネノマゴ科アシスタシア属の蔓性常緑多年草である。
原産地はフィリピンである。
逸出したものが熱帯・亜熱帯の各地で野生化している。
日本では沖縄に帰化している。
属名のアシスタシアで表示するところもある。
流通名は赤道桜草(セキドウサクラソウ)である。
英名はチャイニーズバイオレット(Chinese violet)である。
草丈は90センチから150センチくらいである。
よく枝分かれをし、地面を這って伸びる。
葉は卵形ないし円形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期はほぼ周年である。
花は長さ3センチから4センチの筒形で、先が5つに裂ける。
花の色は赤紫色、青紫色、白などがある。
写真は12月に沖縄県本部町の琉宮城蝶々園で撮った。
学名:Asystasia gangetica


★筒形の花が可愛いころまん草
 地面を這ってぐんぐん伸びる
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by ryudesuyo5 | 2010-12-18 08:44 | 四季咲きの花

提琴桜(テイキンザクラ)

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提琴桜(テイキンザクラ)はトウダイグサ科タイワンアブラギリ属(ジャトロファ属)の常緑低木である。
属名の読み方は「ヤトロファ」とするものもある。
原産地は西インド諸島である。
樹高は1メートルから3メートルである。
枝はやや下垂し、楕円形で先の尖った葉がつく。
開花時期は3月から9月である。
暖地では周年性がある。
雌雄同株である。
枝先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径2、3センチの5弁花を数輪つける。
花の色には濃い紅色や桃色、橙色などある。
「提琴」というのはバイオリンのことである。
葉をバイオリンに見立て、花を桜(サクラ)に見立てたのが名の由来である。
南洋桜(ナンヨウザクラ)とも呼ばれるが、シナノキ科に同名のものがある。
写真は12月に沖縄県本部町の琉宮城蝶々園で撮った。
学名:Jatropha integerima(=Jatropha hastata)


★花の紅少し濃くとも故郷の
 桜偲ばすこの地にあれば
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by ryudesuyo5 | 2010-12-11 09:58 | 四季咲きの花

恒春葛(コウシュンカズラ)

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恒春葛(コウシュンカズラ)はキントラノオ科コウシュンカズラ属(トリステラティア属)の常緑蔓性低木である。
日本では沖縄県に分布し、西表島の海岸に生える。
海外では、東南アジアオーストラリア太平洋諸島などに分布する。
環境省レッドリスト(2007)では、「現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては『絶滅危惧』に移行する可能性のある種」である準絶滅危惧(NT)に登録されている。
蔓性で他の木に巻きついて伸び、長さは8メートルくらいになる。
葉は卵形ないし披針形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉には艶がある。
西表島での開花時期は6月から11月である。
温度さえあれば周年開花性がある。
枝先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、鮮やかな黄色い花をつける。
花径は2センチくらいで、花弁は5枚である。
咲き始めは雄しべが黄色く、だんだん紅色を帯びてくる。
写真は11月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Tristellateia australasiae


★艶のある葉と黄の色がマッチする
 恒春葛は南国の花
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by ryudesuyo5 | 2010-11-28 10:31 | 四季咲きの花