ドイツ鈴蘭(ドイツスズラン)はユリ科スズラン属の多年草である。 分類体系によってはスズラン科とされる。 原産地はヨーロッパである。 日本に自生する在来種の鈴蘭(スズラン)と比べて耐暑性がある。 また、大型で香りも強く、花が葉の陰に隠れないなどの利点がある。 そのため、市場に流通するものはほとんどが本種であるという。 桃色鈴蘭(モモイロスズラン)はその園芸品種である。 特徴は、花の色が桃色を帯びることである。 草丈は20センチから30センチくらいである。 葉は卵状の楕円形で、2、3枚が根際から出てつけ根の部分は茎を包む。 開花時期は5月から6月である。 茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、10数個の鐘形の花をつける。 花の長さは10ミリくらい、花径は10ミリから15ミリくらいである。 花被片はつけ根の部分で合着する。 雄しべは6本、雌しべは1本ある。 花の後には球形の実(液果)ができ、秋には赤く熟する。 属名の Convallaria はラテン語の「convallis(谷)+leirion(ユリ)」からきている。 種小名の majalis は「5月に咲く」という意味である。 品種名の Rosea は「バラ色の」という意味である。 写真は4月に神代植物公園の野草展(東京山草会)で撮った。 学名:Convallaria majalis 'Rosea' ★真っ白な花のイメージ焼きついて どこか馴染めぬ桃色鈴蘭 植物図鑑 花図鑑 |味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|
by ryudesuyo5
| 2013-05-16 15:14
| 夏の花
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