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宇治の都(ウジノミヤコ)

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桜草(サクラソウ)はサクラソウ科サクラソウ属の多年草である。
北海道から九州にかけて分布し、河原や山間の低湿地、草原などに生える。
海外では、朝鮮半島や中国の東北部、東シベリアなどにも分布する。
また、300ほどの園芸品種があり、その半数は江戸時代に改良されたものである。
宇治の都(ウジノミヤコ)もそうした園芸品種の1つである。
大正時代に作出されたものと思われるが、記録は残されていない。
名の由来も不明である。
さくらそう会の認定番号は215である。
草丈は15センチから30センチくらいである。
根際から生える葉は楕円形で皺が多く、縁には重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある)がある。
葉の裏には毛が生えている。
開花時期は4月から5月である。
茎先に散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、大輪花(花径4~5センチ)をたくさんつける。
花冠の裏側は桃色で、筋ぼかしが入る。
花冠の表側は白い。
花形は広重ね桜弁、花のつき方はつかみ咲き、垂れ咲き、雌しべの形は僅長柱花である。
属名の Primula はラテン語の「primos(最初)」縮小形である。プリムラ・ベリスが早春に他に花に先駆けて咲くことから名づけられた。
種小名の sieboldii は日本植物の研究者「シーボルトの」という意味である。
写真は4月に太田市大光院の関東山野草展で撮った。
学名:Primula sieboldii 'Uji-no-miyako'


★名の由来調べてみるがわからない
 宇治で生まれた花なのかさえ
宇治の都(ウジノミヤコ)_d0126545_17112692.jpg

植物図鑑
花図鑑


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by ryudesuyo5 | 2012-05-12 17:15 | 春の花
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