人気ブログランキング | 話題のタグを見る
<< 黒松(クロマツ) 平実レモン(ヒラミレモン) >>

赤松(アカマツ)

赤松(アカマツ)_d0126545_13315141.jpg

赤松(アカマツ)はマツ科マツ属の常緑針葉高木である。
北海道の南部から九州の屋久島にかけて分布し、乾燥した荒れ地にも湿地にも生える。
そのため、防風林や土砂防止林として造林されてきた。
海外では、朝鮮半島、中国東北部、ウスリ-地方などに分布する。
しかし、現在はマツ枯れ病の脅威に晒されている。
樹高は10~30メートルくらいである。
樹皮が明るい茶褐色をしており、これが名の由来でもある。
根に近い部分は樹皮が厚く、亀甲状の割れ目が入る。
上部では剥がれて赤っぽい色になる。
葉は淡い黄緑色の針状で細長く、2つずつ生える。
開花時期は4~5月である。
雌雄同株である。
雌花は新しい枝の先のほうに真っ直ぐにつき、紅色をしている。
雄花は新しい枝の下のほうにつき、淡い黄緑色で円筒形である。
松かさ(球果)は翌年の秋に熟し、淡い黄褐色になる。
秋になると松茸(マツタケ)がとれるのは赤松(アカマツ)林である。
材は、建築材、器具材、楽器材、土木用材などとされる。
木からは松脂、葉からは香料の原料をとる。
別名を雌松(メマツ)ともいう。
これは黒松(クロマツ)との対比でおとなしい感じがすることからきている。
属名の Pinus はケルト語の「pin(山)」からきたラテン古名である。
種小名の densiflora は「あふれるように花をつける」という意味である。
写真は9月に市川市万葉植物園で撮った。
下の写真は4月に板橋区立赤塚植物園で撮った。
学名:Pinus densiflora


★赤松の林はどこか優しそう
 負けずに育ていついつまでも
赤松(アカマツ)_d0126545_13322316.jpg

植物図鑑
花図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル





by ryudesuyo5 | 2012-01-27 13:37 | 観葉植物
<< 黒松(クロマツ) 平実レモン(ヒラミレモン) >>