銀木犀(ギンモクセイ)はモクセイ科モクセイ属の常緑小高木である。 原産地は中国である。 樹高は3~6メートルくらいである。 樹皮は淡い灰褐色で、縦に裂け目が入る。 よく枝分かれをする。 葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。 葉の縁には細かいぎざぎざ(鋸歯)がある。 葉には両面ともに毛は生えていない。 開花時期は9~10月である。 雌雄異株である。 日本には雄株しか渡来していない。 葉の脇に散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、白い小さな花をたくさんつける。 花冠は4つに深く裂ける。 花にはよい匂いがある。 属名の Osmanthus はギリシャ語の「osme(香り)+anthos(花)」からきている。 種小名の fragrans は「芳しい香りのする」という意味である。 写真は9月に東京都薬用植物園で撮った。 学名:Osmanthus fragrans ★金よりも銀の落ち着き選びたき 思い燻せど滅びの美学 植物図鑑 花図鑑
by ryudesuyo5
| 2011-10-01 12:53
| 秋の花
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