ヘレニウムはキク科マルバハルシャギク属(ヘレニウム属)の多年草である。 和名を団子菊(ダンゴギク)という。 原産地は南北アメリカ大陸である。 ヘレニウム・コッペリアはその園芸品種である。 草丈は50~70センチくらいである。 葉は幅の狭い披針形で、互い違いに生える(互生)。 葉の先は尖り、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。 開花時期は7~9月くらいである。 茎の上部でよく枝分かれをし、それぞれの先に花径3~5センチくらいの頭花をつける。 花の色は茶色っぽいオレンジ色と黄色が混じったような色である。 花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。 属名の Helenium はスパルタ王メネラオスの妻「トロイのヘレン(Helena)」の名からきている。 品種名の Coppelia はバレーの曲名からきている。 写真は7月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。 学名:Helenium 'Coppelia' ★落ち着いた色合いをしたコッペリア 群れ咲きすればまるで絨毯 植物図鑑 花図鑑
by ryudesuyo5
| 2011-07-22 11:26
| 夏の花
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