アクイレギア・ブルガリスはキンポウゲ科オダマキ属の多年草である。 原産地は北ヨーロッパからシベリアにかけてで、林の中に生える。 和名は西洋苧環(セイヨウオダマキ)である。 草丈は60~90センチくらいである。 根際から生える葉は2回3出複葉である。 枝分かれした先にそれぞれ三つ葉をつけて1枚の葉となる。 開花時期は5~6月である。 花の色は青紫色や紫色である。 距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)は短く、鉤爪状に曲がるのが特徴である。 花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。 古くから栽培され、園芸品種の数も多い。 園芸品種には、白、黄色、桃色、赤などのものがある。 属名の Aquilegia はラテン語の「aquila(鷲)」からきている。曲がった距がワシの距に似ていることから名づけられた。 種小名の vulgaris は「普通の」という意味である。 写真は5月に神代植物公園の野草展(東京山草会)で撮った。 学名:Aquilegia vulgaris ★花の奥覗けば何が見えるかな 不思議の国へいざなうように 今日の花ドットコム 花図鑑
by ryudesuyo5
| 2011-05-18 07:33
| 春の花
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