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アコン

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アコン(akond)はガガイモ科カロトロピス属の常緑低木である。
原産地はインド東南アジアである。
バングラデシュではこの根を akond mulと呼んで薬用にするとのことで、「アコン」の名はここからきているものと思われる。
和名は海岸煙草(カイガンタバコ)である。
海岸近くに生え、タバコのような大きな葉をつけることからきている。
樹高は2メートルから3メートルである。
葉は大きな肉厚のへら形で、葉脈がくつきりと見える。
開花時期は周年である。
花は花径3センチから6センチくらいで、花冠は5つに深く裂けて反り返る。
花の色は淡い紫色のものと白花のものがある。
よい香りがあり、ハワイやタヒチではレイに使われる。
英名はクラウンフラワー(crown flower) という。
種子には長い絹状の毛があり、マットなどの詰物に利用される。
葉や枝を傷つけると出る乳白色の樹液は炎症を引き起こすことがある。
写真は11月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Calotropis Gigantea


★大きな葉従えながら花開く
 クラウンフラワー芳香漂い
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今日の花ドットコム
花図鑑
by ryudesuyo5 | 2010-11-27 12:04 | 四季咲きの花
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