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琉球豆柿(リュウキュウマメガキ)

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琉球豆柿(リュウキュウマメガキ)はカキノキ科カキノキ属の落葉高木である。
本州の関東地方から沖縄にかけて分布し、山地に生える。
別名を信濃柿(シナノガキ)という。
樹高は5メートルから15メートルくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の柄は長く、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
近縁種の豆柿(マメガキ)は柄が短く、葉の裏面に軟毛が生える。
本種は無毛である。
開花時期は3月から4月である。
雌雄異株である。
花の色は淡い黄色で、地味な花である。
果期は10月から12月である。
渋柿で食べられないが、熟して黒くなった果実は渋が抜けて食べることもできる。
柿渋を採って塗ると紙や布が強化される。
防水・防腐作用もあり、渋団扇や番傘などに利用される。
1枚目の写真は12月に板橋区立赤塚植物園で撮った。
2枚目の写真は11月に板橋区立赤塚植物園で撮った。
3枚目の写真は6月に小石川植物園で撮った。
学名:Diospyros japonica


★どす黒く熟す豆柿めずらしく
 空を見上げる冬の一景
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by ryudesuyo5 | 2010-11-13 09:47 | 果実
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