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菊苦菜(キクニガナ)

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菊苦菜(キクニガナ) はキク科キクニガナ属の多年草である。
原産地は地中海沿岸地方である。
英名をチコリー(Cichory)といい、若い葉や芽をサラダなどに用いる。
また、根をコーヒーに混ぜて苦味をつけたりする。
食欲増進、消化促進、利尿などの効果があるそうである。
帰化して北海道から九州にかけて分布し、低地の湿原や泥炭地などに生える。
草丈は60センチから120センチくらいである。
茎は直立をする。
根際から生える葉は細長い卵形である。
葉は羽状に切れ込み、蒲公英(タンポポ)の葉に似ている。
茎につく葉は柄がなくて茎を抱き、互い違いに生える(互生)。
開花時期は7月から9月である。
花径2センチくらいのライトブルーの花をつける。
稀にピンクや白のものもあるという。
午後には萎んでしまう半日花である。
写真は8月に軽井沢町植物園で撮った。
学名:Cichorium intybus


★野生化し元気に生える菊苦菜
 ライトブルーの色鮮やかに

菊苦菜(キクニガナ) _d0126545_841832.jpg

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by ryudesuyo5 | 2010-09-25 08:05 | 秋の花
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