時計草(トケイソウ)はトケイソウ科トケイソウ属の蔓性常緑多年草である。 原産地はブラジルである。 日本へは江戸時代に渡来した。 和名の由来は、3つに分裂した雌しべが時計の針のように見えるところからきている。 英名はパッションフラワー(passion flower )である。 この場合のパッションは「キリスト受難」を意味する。 これは、花の形を十字架にかけられたキリストに見立てたものである。 また、トケイソウ属の中には果樹栽培用のものもあり、果実はパッションフルーツ(passion fruit)と呼ばれる。 葉は手のひら状に深く裂け、互い違いに生える(互生)。 小葉の形は長い卵形で、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。 開花時期は6月から9月である。 萼片と花弁がそれぞれ5枚ずつあり、同じ色と形なので10枚の花びらがあるように見える。 副花冠が水平に放射状に開き、時計の文字盤のように見える。 色は白が多いが、ピンクが交じったものなどがある。 写真は6月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。 学名:Passiflora caerulea ★時などはお日様任せの花時計 わたし刻むは陽気な今よ 今日の花ドットコム 花図鑑
by ryudesuyo5
| 2010-06-12 07:04
| 夏の花
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